2020年10月20日

今朝は霧が出ました

今朝は霧が出ました、家の前にある神社の方を見ると
本殿の方が白い煙に包まれて少しずつ流れています。
えっ、火事?
最初はそう思いましたが物が燃える臭いもなくすぐに
霧だとわかりましたが、普段見慣れた景色でも霧がかかるだけで
幻想的な雰囲気になります。
朝霧か・・・・そんな言葉あったっけ・・・・・朝もやなら聞いたことが
ありますが・・・・・・。

霧と靄はどう違うのだろう、いつものどうでもいい思いが出てきます。
ウエザーニュースから引用ですが、雨+務。務には「おおう」という
意味があり、水が辺りをおおっている様子を表現しています。
気象的には、ごく小さな水滴が空気中に浮かぶために、
視程(人の目の高さでの見通せる距離)が1km未満になる現象のことです。

雨+謁。謁は「まみえる」という意味があり、その通り、水にまみえる
様子を表現しています。
気象的には、水滴や水分を良く含んだ微粒子によって見通しが悪くなり、
その距離が1km以上10km未満になる現象です。

ということで、漢字の説明は半分理解し、気象的な説明はほぼ理解
できました。
靄というのは、気象用語では使わないことも知りました。
霧は平地の雲海、その程度の認識でも大丈夫かと思っています。

子どものころに霧が出ると学校に行くのが楽しみでした、運動場で
遊んでいても先があまり見通せず、誰がどこにいるかわかりません。
鬼ごっこでもしようものなら声は聞こえてきますが、声の主は
見えません。
走り回っているとチャイムが鳴り教室に入ると汗とは違い、全身が
湿っていた記憶があります。
靄にはこうした多くの湿気はないようで、言葉の響きからもちょっと
上品な印象を受けます。
「私は皆さんの洋服を湿らせたりはしません」
そんな言葉が聞こえてきそうです。
朝に霧が出ると晴れると聞いた記憶があります、その言葉通り
今日は穏やかないい天気でした。

人間にも穏やかな一日を送れるサインがあればいいのに、
本人だけでなく周りも気づくサインがあれば、対応が難しい人との
関係も良くすることができるのに。

Posted by いとう茂 at 15:45│Comments(0)
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