2020年10月27日

秋の夜長に

天気がいい昼間は風が心地よく、秋なんだと実感
しますが、朝夕の冷え込みは秋ってこんなに寒い季節
だったのかと、改めて考えている自分がいます。
昼間の時間が短くなり朝も5時ではまだ薄暗く、
夕方も6時近くになると暗くなってきます。
これでもまだクールビズの期間・・・・・なのか。
まだまだ夏物が出ている私の部屋は秋一色ではなく、
秋物をタンスから引っ張り出しては着て、次の日もタンスから
引っ張り出す・・・・そんな毎日です。
そのせいでハンガーに吊るしてある夏物は秋物に押されて
ギュッと凝縮されています。
着るものの入れ替えを急がないと・・・・気持ちはあるのです。
そんな日々を送っていますが、今日から読書週間が始まります。

最近は本を読んでいないなぁ、他にすることがたくさんあって
読書とは疎遠になっている自分がいます。
することがたくさんあるのですが、こちらも遅々として進んでいません。
一度に全部済ませてしまおうと思う悪い癖があるようで、
優先順位をつけて取り掛かってはいるのですが、気になることがあると
そちらに目移りしてしまう。
そういえば小学校の時の成績表に「落ち着きがない」と担任の
コメントが書いてあったのを思い出しました。

読んでみたい本がないわけではありません。
23歳で戦死した竹内浩三の、ぼくもいくさに征くのだけれどを
はじめとした詩集を読んでみたいと思っています。
原爆詩人と言われた峠三吉の本も書棚で立ちっぱなし、
何ページか読んだのですが、面白くて仕方がないという詩では
ありませんので、こちらにゆとりがないと本を手に取ってみようと
いう気にはなりません。
竹内浩三の名前だけは以前から知っていましたが、テレビで
特集番組がありましたので、それを録画して保存してあります。
こっちなら峠三吉よりも読みやすいように思いましたので、一度
読んでみたいと思っています。

若い人の活字離れ・・・・もう死語かもしれませんが・・・・・・。
親がネット世代で、子どものころから本の読み聞かせも少なく、
家の中で親が読書をしている後姿を見て育った子どもも少なく、
動画を見て育った子どもが成人してから活字に触れる機会は
あっても、じっくり本を読んでみようと思う確率は低いと思います。
来るべくして来た時代かもしれず、対策として小学校などで
始業前に読書の時間を設けていますが、教科の授業に追われて
十分な読書の時間が確保できていないように思います。
国際社会で通用する日本人、そのために小さい時から英語教育も
理解できますが、国語力がなくては英語の意味を理解するのに
知識不足ではないのかと考えています。
この年になって国際社会でどうこうとは思いませんし、国際社会も
必要としないでしょうが、この世紀を生きる子どもたちには豊富な
知識でより的確な表現力を身に着けて欲しいと願います。

ともあれ、読書週間の初日、眠っている本を起こしてみますか。


Posted by いとう茂 at 15:06│Comments(0)
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