2023年11月16日

保健所も同席

昨日はえこーの面談でした。
相談者は、いくつかの支援機関とつながっており、それらの機関とも
面談をしています。
えこーと支援機関は、当事者を医療機関につないで社会資源の
活用を考えています。
そのために、会議をしたり電話で連絡を取り合って連携してきました。
昨日は保健所の職員も同席してくれ、面談を行いました。
保健所の職員が相談者に、当事者を就労させて自立させる道か、
それとも日常の用事を家でできるようにして、福祉の支援を受けるか、
どちらを望んでいるかと尋ねたところ、相談者は就労して自立と
答えました。
もちろんそうできれば、えこーも支援機関もその道を選択して、
支援を行いますが、現状は人が怖い、簡単な作業も長続きしない
当事者で、掃除や洗濯なども本人にとってはかなりの重労働だと
感じていますし、生活訓練の施設にすら行こうとしません。
当事者にとっていま必要なのは何か、そして何ができるかを考えると、
相談者の希望は画餅です。
そのことを相談者に分かってもらおうと、えこーのスタッフも
話をするのですが、これがほとんど入っていきません。
まずは、当事者が安心できる親になるように、不必要な要望はしない。
これを徹底してくださいと、保健所の職員も話しましたが、どこまで
理解してもらったかは疑問です。
次回は12月の面談になりますが、昨日の面談でどこまで理解して、
その後の日常生活で実践してくれたか、その検証になります。
少しずつ積み上げて行ければいいのですが、毎回、マイナスからスタートして
0で終わる感じですが、諦めずに話をしていくしかありません。

Posted by いとう茂 at 15:41│Comments(0)
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