2011年11月03日

中学生事故死報告会 その2

昨日に続き、教育厚生常任委員会の報告です。
委員からの質問と教育委員会の回答の報告です。


全校集会、保護者会に教育委員会からは、
何故、出席していないのか。

回答
全校集会等にも出席はしていない。
学校から報告を聞いている。


担任が心配して声をかけたとの報告があるが、
9月以降いじめか判断できなかったのか。

回答
担任は、10月に入ってから、子どもから声を
聴いている、そのたびに声掛けをしている。
ケンカをした2人の生徒から話を聞き、
相手を先に帰らせて、A君から話を聞いたが、
ケンカ相手と今後も友達でいたいというA君の
言葉を聞き、その時点ではいじめがあるとは
認識していなかった。
その後、一方的に暴力を受けていたことから、
A君が精神的苦痛を感じていると判断し、
いじめと断定した。


因果関係が明らかでないのなら、ほかの原因は。
その調査をするのが教育委員会ではないのか。
責任逃れではないのか。
今後の対応についても具体的なことがなにも書かれていない。

回答
いじめと認識している。
申し訳なく思ってい反省もし、責任も感じている。
亡くなられたことについては様々な要因が
考えられるので、学校では因果関係については、
判断できない。


何故、集会に参加していないのか。
アンケートの実施、調査も学校、教育委員会が、
管理、監督するべきでないのか。

回答
事故後、毎日連絡をとったり、出かけたりしている。
報告もその都度受けている。
集会で話す内容も事前に把握している


現場の雰囲気が人伝えでわかるのか。
出席できない理由があるのか。

回答
逃げて出席しなかったわけではない。
子どもに説明するのは学校の責任。
校長が責任をもって説明する。
校長が説明できないので教育委員会から来てもらう
ことではいけない。
話す内容等の対応は校長と相談して決めている。


生徒からのサインは気付かなかったのか。
保護者会ではどんな意見が出たのか。

回答
アンケートの集計方法、いじめと認めた話、学校の今後の対応

担任はA君からのサインを感じていたのではないか。
複数とは何人か。

回答
遊びから発生したふざけが度を過ぎ、
担任も大丈夫かと心配したが、A君からこれからも
友だちでいたいという話を聞いた。
適切な対応はできたと反省している。
人数は個人が特定できるので理解してほしい。
子どもの心の動きが見にくい。
日常生活の中で、教員の資質、指導力の向上を感じている。


担任はA君に個別的な指導をしたのか。

回答
個別指導はあった。

個別指導があったということはサインをキャッチ
していたということか。

回答
A君のことを心配していたが、
いじめの認識はなかった。

Posted by いとう茂 at 20:59│Comments(0)
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