2012年07月04日

プール

5月9日に残留鴨のことを書きました。
琵琶湖ホテルのプールで泳いでいた二羽の
鴨です。
その後も何度か見かけましたが、そのプールで
この前、子どもが泳いでいました。

何の不思議もないのですが、
プールはもともと人間が泳ぐためにあったと
再認識しました。

日本一の琵琶湖でも、南湖ではほとんど
泳げるところがありません。
私より下の世代では水泳といえばプールだと
思っている人がほとんどでしょう。

他にも時間とともに変わってきた事や物が
たくさんあります。
それを進歩という言葉や科学の発達と言ったりしますが、
南湖で水泳がほとんどできないことは、
それらの副産物でしょうか。

二羽の鴨以外の水鳥や魚も南湖で生活をしています。
外来魚の影響で魚の体系も変わり、
アメリカ産の亀の影響で在来の亀は姿を消しつつある
南湖ですが、それなりに与えられた環境に
順応して生きています。

それがあるがままを受け入れる姿でしょうし、
すっかり変わった社会を受け入れるのも、
あるがままを受け入れることかもしれません。

この夏は15%の節電目標です。
計画停電も予定されています。
今までの当り前がこれからはいい時代だったに
変わるかもしれません。

しかし、人はそれでは満足しないのでしょう。
いい時代は昔ではなくこれから先のことで
なくては満足しないのでしょう。
そのことと南湖の汚染とが頭の中で
矛盾するのは私だけでしょうか。

Posted by いとう茂 at 14:28│Comments(0)
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