2013年08月06日
常任委員会現地視察
午前中は施設常任委員会で、市内の視察に行ってきました。
歴史的資源や景観など地域の個性を生かしたまちづくりの推進、
そういった切り口で堅田の浮御堂、出島灯台、坂本の日吉大社参道、
中央学区の京町から30メーター道路を徒歩で視察しました。
午後からは県の条例などについて委員会で協議があります。
議員になって常任委員会の視察に行ったり、それ以前も
全国各地の先進地や都市に視察に行きましたが、
どのまちでも、ほとんど例外なく山紫水明の美しい自然や
歴史的建造物、史跡、旧跡のパワースポットがあり
それらを活用したまちづくりに力を入れられていますが、
中にはその自治体の独り善がりのパワースポットもあり
住民にとっては故郷への愛着を深めるために有効でも
訪れる人にとっては少しがっかりという所もありました。
歴史に興味のある人なら長い説明も嬉しいかもしれませんが、
情報を信じて訪れた人には説明はほとんどいらないと思います。
まさに、百聞は一見にしかずで、感銘を受けるかどうか
また訪れたいかどうかが判断基準になります。
行政の悪い所の一つに一律に観光でもまちづくりでも考えてしまう所
があるように思います。
もうすぐ世界陸上が始まりますが、例えば走り幅跳びで優勝を
と考えるなら、1メートルしか跳べない選手を9人集めるのではなく、
9メーターを跳べる選手を一人育成すべきです。
大津の観光も同じことが言えるような気がします。
今一度、観光資源というものの見直しをして、住民意識の向上に資し
地域への帰属意識を高め、まちづくりに有効な資源と、
外から観光客を呼び込むための資源との区別を明確にする必要性を感じます。
常任委員会の後は議運が開催されます。
明日の8月特別会議の流れと、第三者調査委員会の報告書を
受けて教育委員会と当該中学校からの検討結果報告を
市長に行った際、本来7月25日に行われた報告が正式で
あるにもかかわらず、7月19日付で報告書が市長の手元に渡り
(ここまでなら理解できないこともないのですが)
それが外部に流れて、7月25日の報告の後に行われた、
亡くなった中学生のご遺族との面会の席で、ご遺族側から
報告書の内容について数十項目の質問があったこと、これは、
今さっき、市長に報告書が正式に渡された直後のことで、
具体的な内容を精査して質問を考えるにはあまりに短時間で、
不可能であると判断するのが普通で、よって事前にご遺族の手に渡って
いたと考えるのが自然だという個人的な見解です。
事前にご遺族に渡すのは法的に問題がないという判断があった
ので、市長部局は渡したとされているようです。
ご遺族に教育委員会の報告書を渡すことに反対しているのではありません。
大切なご子息を失われた親としては当時、通学されていた中学校と
それを指揮、監督する教育委員会の報告書を読みたいと思われるのは
当然のことです、しかし、公式に報告書を市長に渡すのは
7月25日となっています。
教育委員会は第三者調査委員会の報告を受けて
市長に提出するために報告書を作成したのですから、
ご遺族の手に渡るのも、本来は7月25日以降であるのが
順当と考えています。
にもかかわらず、どうして事前に流失したのか、
問題にしているのはここです。
現在、ご遺族と大津市は係争中で、原告と被告の関係です。
1日も早い解決を望むのはご遺族同様、私も同じです。
訴えられているのは大津市をはじめ、いじめたとされている3人を含めた家族です。
モラルの欠如も甚だしいとしか思えません。
歴史的資源や景観など地域の個性を生かしたまちづくりの推進、
そういった切り口で堅田の浮御堂、出島灯台、坂本の日吉大社参道、
中央学区の京町から30メーター道路を徒歩で視察しました。
午後からは県の条例などについて委員会で協議があります。
議員になって常任委員会の視察に行ったり、それ以前も
全国各地の先進地や都市に視察に行きましたが、
どのまちでも、ほとんど例外なく山紫水明の美しい自然や
歴史的建造物、史跡、旧跡のパワースポットがあり
それらを活用したまちづくりに力を入れられていますが、
中にはその自治体の独り善がりのパワースポットもあり
住民にとっては故郷への愛着を深めるために有効でも
訪れる人にとっては少しがっかりという所もありました。
歴史に興味のある人なら長い説明も嬉しいかもしれませんが、
情報を信じて訪れた人には説明はほとんどいらないと思います。
まさに、百聞は一見にしかずで、感銘を受けるかどうか
また訪れたいかどうかが判断基準になります。
行政の悪い所の一つに一律に観光でもまちづくりでも考えてしまう所
があるように思います。
もうすぐ世界陸上が始まりますが、例えば走り幅跳びで優勝を
と考えるなら、1メートルしか跳べない選手を9人集めるのではなく、
9メーターを跳べる選手を一人育成すべきです。
大津の観光も同じことが言えるような気がします。
今一度、観光資源というものの見直しをして、住民意識の向上に資し
地域への帰属意識を高め、まちづくりに有効な資源と、
外から観光客を呼び込むための資源との区別を明確にする必要性を感じます。
常任委員会の後は議運が開催されます。
明日の8月特別会議の流れと、第三者調査委員会の報告書を
受けて教育委員会と当該中学校からの検討結果報告を
市長に行った際、本来7月25日に行われた報告が正式で
あるにもかかわらず、7月19日付で報告書が市長の手元に渡り
(ここまでなら理解できないこともないのですが)
それが外部に流れて、7月25日の報告の後に行われた、
亡くなった中学生のご遺族との面会の席で、ご遺族側から
報告書の内容について数十項目の質問があったこと、これは、
今さっき、市長に報告書が正式に渡された直後のことで、
具体的な内容を精査して質問を考えるにはあまりに短時間で、
不可能であると判断するのが普通で、よって事前にご遺族の手に渡って
いたと考えるのが自然だという個人的な見解です。
事前にご遺族に渡すのは法的に問題がないという判断があった
ので、市長部局は渡したとされているようです。
ご遺族に教育委員会の報告書を渡すことに反対しているのではありません。
大切なご子息を失われた親としては当時、通学されていた中学校と
それを指揮、監督する教育委員会の報告書を読みたいと思われるのは
当然のことです、しかし、公式に報告書を市長に渡すのは
7月25日となっています。
教育委員会は第三者調査委員会の報告を受けて
市長に提出するために報告書を作成したのですから、
ご遺族の手に渡るのも、本来は7月25日以降であるのが
順当と考えています。
にもかかわらず、どうして事前に流失したのか、
問題にしているのはここです。
現在、ご遺族と大津市は係争中で、原告と被告の関係です。
1日も早い解決を望むのはご遺族同様、私も同じです。
訴えられているのは大津市をはじめ、いじめたとされている3人を含めた家族です。
モラルの欠如も甚だしいとしか思えません。
Posted by いとう茂 at 12:45│Comments(0)