2023年07月25日

蝉の鳴き声

今月の初めから日課のように毎日、
自宅の庭の槇と松の木で蝉が早朝から鳴いています。
蝉の寿命は1週間から10日と言われていますので、
少なく見積もっても3代目に入っているはずです。
ミ~ン、ミ~ンならいいのですが、割れ鐘のように太く大きな声で鳴くものですから、
暑さを一層掻き立てます。
最初の頃は蝉の鳴き声で目が覚めて、
不愉快な朝もありましたが「自宅の庭で蝉が鳴く」・・・・。
考え方を変えれば「凄く贅沢なこと」だと思えるようになりました。
神社やお寺から飛んできた蝉が、
壁にとまって鳴くことはあっても毎日ではないはず、
それに最近は庭木の手入れが大変だと戸建てでも庭がある家はほとんどありません。
夏の代表的な風物詩の蝉の鳴き声を自宅にいながら聞くことができる、
今は割れ鐘ですが来月の終わりにはツクツクボウシの鳴き声に変わります。
庭の地中には来年、再来年の出番を待っている、蝉のサナギもいるはずです。
鳴くことは蝉の求愛活動です、蝉に家系図はありませんが、
代々続いていくことは確かです。
明日の朝も蝉が目覚まし時計です、やかましいと感じずに爽やかな目覚めを期待します。
  
Posted by いとう茂 at 15:43Comments(0)