2023年08月18日

やはり最後は人

えこーで受けた相談は、行政の支援機関につなぎます。
親だけ、子どもだけ、親子ともに、状況によって異なりますが、
支援機関につないだ後は、えこーの仕事は相談と支援になります。
つないだ後は「行ってらっしゃい」では終わりません。
例えば親が支援機関とつながった後は、面談で親から話を聞いて、
その情報を支援機関と共有しますし、
親が支援機関に行った後は支援機関から情報の提供があります。
双方向の情報提供で、親の動向と支援機関の動きを知ることができ、
面談でもタイムラグなしに話ができています。
支援機関の担当は、保健所やすこやか相談所なら相談者の居住地で変わりますし、
他の支援機関でも同じ担当というのは少ないように感じます。
たまたま、同じタイミングで同じ支援機関とつないだ二組の相談者がいます。
担当者はそれぞれ違っていて、
「情報の共有をお願いします」と話をしているのですが、
一人の担当者は全く情報を提供してくれません。
支援機関には、あらかじめ相談者からは他機関に個人情報を提供してもよい、
という誓約書をもらっていることを話しているのですが・・・・ありません。
同じ支援機関のもう一人の担当者は・・・・丁寧に情報の提供をしてくれ、
今後の方針も話すことができます。
これではヨードンで支援機関につないでも、当事者への対応に差が出てしまいます。
そのことを情報提供してくれない担当者に話すと・・・
余計頑なになることがありますので・・・それもできません。
組織と言っても最後は人です、振り向かせるには・・・
えこーが丁寧に支援機関の担当者に説明を続けていくしかありません。
  
Posted by いとう茂 at 22:30Comments(0)