2012年08月09日

花火大会

大津の花火大会も無事に終了しました。
おおつ男性会議で模擬店を出していましたが、
市内の人より市外の人が多かったように感じました。

中には、たまたま広島から観光に来て、
宿泊は石山だったのですが、ホテルで聞いて
花火を見に来た親子もいました。

想定外のイベントに参加でき、子どもさんは
大喜びでした。

あと心に残ったのが、綿菓子です。
若いカップルや女の子同士のグループでは、
自分の顔の二倍くらいある綿菓子と一緒に
写真を撮る人がほとんどでした。

男性会議のメンバーもシャッター係で
大忙しでした。
フワフワした綿菓子ひとつで喜んでもらえて、
周囲のメンバーも笑顔で見ていました。

宴の後に残ったものは、見物に訪れた人は、
心地よい満足感と感動。
主催者をはじめ関係者は、疲労感とゴミの山。
今朝は早朝から自治体職員が、浜大津港から
なぎさ公園一帯の清掃活動です。

こうしたイベントにはゴミは付き物です。
花見でもそうですが、いくつものゴミの山です。

生き物の中でゴミを出すのは人間だけです。
可燃物、不燃物。
余談ですが、昔、難燃物という言葉を使ったら、
そういう日本語はないとの指摘をされました。

場所取りからの時間を含めると花火が上がるまでに
4時間くらいの待ち時間は普通かもしれません。
そうした状況で、飲食物を購入される人も多くありますし、
花火が上がると、移動もままならなくなり、
買い物に行けなくなります。
そうすると、事前に購入せざるを得なくなり、
食べたものの容器等は、花火が終わるまで捨てに行けません。

途中、ゴミの回収もされていたようですが、これも
花火が始まる前までで、最中にはほとんど
回収不能でした。

花火が終わると帰途に就くために一斉に移動が始まり、
何か所かあるゴミ捨て場はたちまちパンク状態です。
ゴミ捨て場の容量が小さいのか、ゴミが多すぎるのか、
ゴミは外に捨てて帰るものという認識があるのか・・・・。

捨てる労力より拾う労力の方が大変なのは、
ほとんどの人が知っていると思うのですが・・・・。

ともあれ、夜空を彩る花火に圧倒されました。
宇宙の営みの中では、人間の命の長さは、
花火以上に短いものかもしれません。

私たちは周囲の人、未来の人にどのような
メッセージや感動を与えられるのでしょう。

そんな大げさなものでなくても「ありがとう」
とたった一人の人にでも言ってもらえることができるのでしょう。

氷の容器、空のペットボトルこれを家まで持って帰るだけでも
誰かの労力が軽減できるのでしょうか。
  
Posted by いとう茂 at 16:38Comments(0)