2012年08月13日

イソップ

キツネとぶどうのふさ

「おなかがすいたよう」

と、キツネが森の中を歩いていました。
  すると、おいしそうなブドウがブドウだなからたくさんぶら下がっていました。
  キツネは、なんとかして取ってやろうと思いました。
  でも、ブドウ棚は高くてどうしても手がとどきません。キツネは、
「あのブドウは、まだすっぱいのさ」
と、ひとりごとをいって、どこかへいってしまいました。

人間にも、こんな風に自分の力がたりなくてできないことを、
負け惜しみでごまかす人はいますね。

物をあきらめる、忘れる時に自分に言い聞かせる
場合にもこういった思考回路は働くようです。

幾度も自分にそう言い聞かせても、
何も変わらない現実ではありますが・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 10:55Comments(0)