2012年09月24日

何回目かの、小さい犬

子どもの頃、犬の仕事は番犬だった。
最近の犬の仕事は、人間の玩具・・・・
ペットだけでなく、
肥満解消のために犬に散歩に連れてもらう人もいる

昔も今も犬は犬なのに…

娘が子供のころ遊んでいたぬいぐるみを
噛んで、噛んで、中の綿を出して、
全部そこらにぶちまけて、
ぬいぐるみの側をまだ噛んでいる。

それがお前の仕事か?
楽しいのか?
ストレス発散か?
それとも・・・・

遊んでほしいとデモンストレーション?
自己主張か?

気分転換か?

自分の子どもが部屋中に、綿をぶちまけたら
きっと母親は怒るだろう。

犬が同じことしても
アー、アー、こんなに散らかして・・・・

まるで赤ん坊に言うような
甘い言葉が聞こえてきそうだ。

小さい犬が教えているのか?

もう、お前はこんなに綿を散らかして
気分転換をすること忘れたかって・・・・

遊んでくれないともっと散らかすぞって・・・・

それとも、どうだ!癒されるだろうって
上から目線か・・・・

それを癒しというのなら、
人間は、まん丸のお月様や
美しい風景同様に
ゴミダメにも癒されるのだろうか?

そもそも、玩具という仕事があるのだろうか?

人間は金で職種さえ増やす傲慢な生き物なのか?

番犬という本職を奪われても、玩具として
再就職する犬には全て血統書が必要なのか?

それが身元引受人の代わりなのだろうか?

癒し、そのことは大切でありがたいことだが、
命あっての癒しだろう

小さい犬はチョコチョコ走り回って
いっぱい散らかしながら

そのことを教えているような気がする。

昨日は防災訓練が木戸小学校でありました。

そこには犬はいませんでしたし、だれもペットという
癒しの犬を連れていませんでした。

かわいそうに、犬は災害の時には、
家でロープにつながれ、飼い主は・・・・・

でも、それでいいのですね。
それしかないのです、きっと。

命あっての物種、

人間って喜怒哀楽、生老病死・・・・・・・

いろんな場面で自分を正当化する言葉を持ってるんだ

お前はそれが言いたかったのかい・・・・・つくし。

ありがとうな、近ごろ増えたお前の好物、
梨、ソラマメまたあげような、
餌ではなく、授業料として・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 12:20Comments(0)