2014年04月20日

引っ越し

友人の引越しに行ってきました。
軽トラックとワンボックスで3回ずつ運びました。
30年以上前に買ったマンションにはほとんど住んだことがなく、
荷物の行き場所は実家です。

大きなものは応接セット位ですが家の中に入らず、
軒下に積み上げるしか方法がありませんでした。
断捨離という言葉がありますが、20世紀のインスタントラーメンが
干からびて箱に入っていたり、これもかなり前のものでしょうが
香典返しが流しの下にしまってあったり、三味線が二つに
琴が一つ、何を持っているか人それぞれでしょうが面白いものも運びました。

一人暮らしということもあり実家の中にはいろんなもの、ほとんど
ゴミと言ってもいいのですが、そんなものが所狭しと置かれていて
部屋が物でいっぱいになると違う部屋を使うという具合に
1階の5部屋は雑誌、本、新聞、食料品、使わない布団・・・・。
それで今は2階が寝場所になっています。

友人は私より7歳ほど上ですのでもしもの時は
託されていますが、財産はなくても葬式の現金だけは残しておくよう
言い渡してあります、いずれは実家も処分してアパートに入りそうで、
そうなると今ほどのゴミ同然のものはおけなくなるので、
身軽になるにはそうした方がいいと思いますが・・・・・。

それほど重いものはなかったのですが衣装ケースだけでも20くらい
サイコロみたいなボックスが10個、1辺が60センチくらいの大きなものです、
コンパネも20枚くらい、ロール状に巻いたカーペットが10枚ほど
他にもいろいろ・・・・全て趣味の劇に使う小道具です。
これらもすべて軒下に置いてあります。

持ち物はその人の人生を物語るのかも知れません、
断捨離の実践は自分のために必要ですが、整理をしてくれる
人のためにも必要です。
換金できるものだけを残そうとは思いませんが、人となりを
語ってくれるものを残せたらと、友人の引越しで感じた次第です。



  
Posted by いとう茂 at 17:09Comments(0)