2021年04月02日
思い出し遍路74
福智院は高野山唯一の温泉がある宿坊で、ここに
泊まれたこともラッキーでした。
福智院を出て右手に向かうと、高野山の入り口の大門があります。
徒歩で上ってくると大門の手前に出ますが、目の前に圧倒的な
大きさの大門を目にして参拝者はまず驚くのだと思います。
8番の熊谷寺の山門も大きかったのですが、高さは変わりませんが、
横幅は問題にならないくらい大門が広く、平安時代にこんな山奥に
よくこれだけのものを建てたものだと感心しながら、大門の周りを
ぐるぐるしていました。
少し高台と言うか坂の頂上付近にあり大門からは遠くまで見ることが
できました、天気の良い日には四国まで見えるとか・・・・・。
そういえば社寺の大工だった西岡常一さんも著書の中にも法隆寺や
奈良のお寺の建築について書かれている部分があり、当時の建築
技術の高さを讃えていました。
スカイツリーにも法隆寺の建築を参考にしている部分があるとか・・・・。
真言宗の総本山の金剛峯寺にお参りする前に壇上伽藍に向かいました、
と言っても金剛峯寺に行くには壇上伽藍エリアの前を通らないといけません。
金堂、根本大塔のあたりに来ると、淡い雪が舞いだしました。
3月1日2日に高野山に行っていますのでその日は2日です、大津でも
3月に雪が降ることはありますが、高野山で見る春の雪は大津で見る
雪とは違い風情があるように感じました。
そういえば観光旅行の法則というものを思い出しました。
自然の美しさは家からの距離に比例する・・・・・・。
Tシャツに半襦袢姿ですので寒さがダイレクトに伝わってきました。
それでも雪のことを今でも覚えているということは、いい思い出になっている、
そう思っています。
納経所がありましたので御朱印帳を出してお願いしました・・・・・。
これからの文章も思い出です・・・・今となってはいい思い出です。
窓口は2か所、若い僧侶が二人並んで座っていました。
確か左手から女性が来たので右手の窓口に納経帳を出しました。
女性も納経帳を出していましたので、二人の手がほぼ同時に動き出しました。
何度納経所を訪れても、そのたびに筆の動きを見つめている自分がいます。
この時もそうでした、ふと左を見ると「うまっ」・・・・・右手の私の納経帳の
墨跡は・・・・・・・言わぬが花。
寒い中しばらくベンチで休憩していると観光シーズンではないのに
多くの人が歩いています。
交通の便も特別よくない高野山ですが、どこか人を魅了するものが
あるのだと思います、この後高野山にも合計で3回訪れています。
それもお大師さんが呼んでいる・・・・・そう思っています。

泊まれたこともラッキーでした。
福智院を出て右手に向かうと、高野山の入り口の大門があります。
徒歩で上ってくると大門の手前に出ますが、目の前に圧倒的な
大きさの大門を目にして参拝者はまず驚くのだと思います。
8番の熊谷寺の山門も大きかったのですが、高さは変わりませんが、
横幅は問題にならないくらい大門が広く、平安時代にこんな山奥に
よくこれだけのものを建てたものだと感心しながら、大門の周りを
ぐるぐるしていました。
少し高台と言うか坂の頂上付近にあり大門からは遠くまで見ることが
できました、天気の良い日には四国まで見えるとか・・・・・。
そういえば社寺の大工だった西岡常一さんも著書の中にも法隆寺や
奈良のお寺の建築について書かれている部分があり、当時の建築
技術の高さを讃えていました。
スカイツリーにも法隆寺の建築を参考にしている部分があるとか・・・・。
真言宗の総本山の金剛峯寺にお参りする前に壇上伽藍に向かいました、
と言っても金剛峯寺に行くには壇上伽藍エリアの前を通らないといけません。
金堂、根本大塔のあたりに来ると、淡い雪が舞いだしました。
3月1日2日に高野山に行っていますのでその日は2日です、大津でも
3月に雪が降ることはありますが、高野山で見る春の雪は大津で見る
雪とは違い風情があるように感じました。
そういえば観光旅行の法則というものを思い出しました。
自然の美しさは家からの距離に比例する・・・・・・。
Tシャツに半襦袢姿ですので寒さがダイレクトに伝わってきました。
それでも雪のことを今でも覚えているということは、いい思い出になっている、
そう思っています。
納経所がありましたので御朱印帳を出してお願いしました・・・・・。
これからの文章も思い出です・・・・今となってはいい思い出です。
窓口は2か所、若い僧侶が二人並んで座っていました。
確か左手から女性が来たので右手の窓口に納経帳を出しました。
女性も納経帳を出していましたので、二人の手がほぼ同時に動き出しました。
何度納経所を訪れても、そのたびに筆の動きを見つめている自分がいます。
この時もそうでした、ふと左を見ると「うまっ」・・・・・右手の私の納経帳の
墨跡は・・・・・・・言わぬが花。
寒い中しばらくベンチで休憩していると観光シーズンではないのに
多くの人が歩いています。
交通の便も特別よくない高野山ですが、どこか人を魅了するものが
あるのだと思います、この後高野山にも合計で3回訪れています。
それもお大師さんが呼んでいる・・・・・そう思っています。
Posted by いとう茂 at
15:50
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