2021年04月29日

思い出し遍路77

1巡目の四国遍路が終わったのが2004年3月だったと
思います。
1巡目はすべて徒歩で打ち終えました、振り返るときれいな
円ではありません。
行って帰る道を打ち戻りと言いますが、そうした道は
行きは歩き、帰りは交通機関、そんな所もありました、
それでも一応1本の線でつなげることができました。
遍路の途中で何度も思ったことは「何でこんなことしてるのやろう」
車なら1時間足らずの距離を荷物を背負い汗をかいて、1日かけて
歩いている自分に対しての疑問・質問です。
明確な回答が出ないまま1巡目が終わり、その答えを探しに・・・・
ではありませんが、2巡目は車で回ることにしました。

打ち終えたのがうるう年でしたので2巡目は逆打ちを選びました。
うるう年に逆打ちすると普通に回るよりもご利益があると言われて
いますし、旅行社のツアーでも逆打ちのものも結構あります。
1番や88番からではなく75番の善通寺から逆打ちを始めました。
ついでに別格の20の札所も回って合計108の札所にお参りを
しょうと決めての出発でした。
札所の売店などでは88か所用の納経帳だけでなく、別格専用の
納経帳も販売されていますが、高野山で買った納経帳でいいかと
考えて回ろうとしたのですが、88か所用の納経帳にも何ページかの
白紙のページがありますが、別格は20あります、しかし白紙は
そこまではありませんので、今まで使っていた小さい納経帳に
御朱印を頂いて、高野山の納経帳に収まるまで使っていました。

歩き遍路では荷物を減らしたいので納経帳も小さく薄いものに
していましたので、3冊目の納経帳になっていました。
そして4冊目がB5の納経帳で現在はこちらを使っています。
時々納経帳を出して墨跡と御朱印を眺めています。
すると不思議と気分が落ち着きます。
どこまで御朱印が増えるかは分かりませんが、これも足跡です。
  
Posted by いとう茂 at 15:42Comments(0)