2021年08月09日

それでも時計は動いている

先月に開幕した二度目の東京オリンピックも閉会しました。
2週間余りの競技で日本は過去最高のメダル数、金メダルの数も
最高を記録しました。
その間、コロナ感染者の急拡大で滋賀県でも過去最高を記録し、
日本国内でも最大の感染者数を更新、決して喜べない
結果も出ています。
これも時間が流れているから起きることで、
時間が止まっていればこうしたことは起こりません。

7日は立秋でした、昼間の猛暑で見落としがちですが、
よく観察すれば日暮れの時間は1時間ほど早くなっていますし、
夜が明けきる時間も30分以上遅くなっています。
蝉は相変わらず元気に鳴いていますが、もうすぐツクボウシが
鳴きだします、そして夜には庭の雑草から秋の虫の音が聞こえてきます。
目に見えない季節の時計は、我々が気付こうが
見過ごそうが止まらずに動き続けています。

言い換えれば、1日1日生き物は寿命が尽きる方に
向かって進んでいる。
人生100年なら、36500泊36501日の終わりに
向かっていることになります。

今年の盆休みは長いところで9連休だそうです、
帰省や旅行も昨年よりは増加傾向にあるとはいえ、
例年のような混雑はなさそうです。
どこにも行けずにつまらない・・・・・。
そう考えて過ごすか、少しずつ動いている
季節の時計の進みを実感するか。
自分の人生の主人公は自分です、ゆとりある休日を。
  
Posted by いとう茂 at 15:10Comments(0)