2025年03月30日

自然の力

大船渡の山林火災の報道があった矢先に岡山、続いて今治と3つの大規模な山林火災、宮崎でも山林火災がありました。
日本では自然発火による山林火災はほとんど発生しないと報道がありました。
登山客か山菜取りの人かも知れません、焚火やたばこのポイ捨てが大きな災害になる。
もし今回の山林火事の原因が人間によるものだとしたら、改めて人間という生き物は生物の中で唯一ゴミを出す生き物であり、作り出す事はできても最後の後始末ができない生き物だと思います。
焚火やたばこの後始末だけでなく、海に漂うプラスチックゴミの回収も出来ませんし、長崎の通称軍艦島は石炭の採掘場でした。
ここも長年放置され風化の道を辿っていますが、あろうことか世界遺産に指定されました。
富士山や屋久杉と肩を並べる世界遺産・・・。
さらには、核燃料の廃棄物の処理、海外では地下何百メートルの地中に貯蔵している国もありますが、散らかった部屋の物を押し入れに詰め込む、と言っては乱暴すぎる・・・かな。
アルミ缶やプラスチックのリサイクルと言っても、アルミが元のボーキサイトに戻ったり、プラスチックが石油に戻ることはありません。
しかし、それを人間は都合よく「地球にやさしい」などと言っている。
地球は話ができないから異常気象という形で意思表示しているとは考えられないか。
現代社会で生活している人間が子どもだとしたら、どんなに子煩悩の親でもわがままで自分勝手、周りの生き物のことよりも自分が優先でないと許せない。
そんな子どもをニコニコ笑ってヨシヨシと見ていられないと感じます。
そのうち地球が激怒する時が来るかもしれません。
小さな自然さえコントロールできない人間です、自然の力の前にはひれ伏すしかないと考えています。

Posted by いとう茂 at 15:04│Comments(0)
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