2025年03月22日
庶民感覚
この前に総理が1期の当選議員に土産代として、商品券10万円を渡したニュースがありました。
その際に10万円の商品券について「庶民感覚」では理解できないとのコメントがありました。
10万円の商品券が庶民感覚で理解できないのか、土産代として10万円の商品券が理解できないのか考えていました。
総理の擁護をするつもりはありません、この時期に10万円はおろか1万円の商品券を渡すことも問題で、渡したという行為そのものが庶民感覚とズレているという私なりの結論を出しました。
しかし、野党の追及はどうやら金額のようで、土産代として1万円の商品券なら大きな問題にならなかったような気もします。
一億総中流と言われたのは昭和の時代だった記憶がありますが、令和に入って庶民の格差が広がり、10万円という金額が大金の人とそうではない人がともに大勢いるように感じます。
私などには10万円は大金で、財布にそれだけのお札を入れることはありません。
大リーグのドジャース対カブスの開幕試合では、高い席では10万円をはるかに超えていますし、それもネットで申し込んで当選した人が見に行け、おそらく外れた人の方が多いのだと思います。
アメリカまで観戦に行こうと思えば旅費を入れると100万円以上かかるケースもあります。
大リーグの試合を生で見に行こうと考える人は庶民ではないのか、そんなことも考えました。
「普通」の定義が難しいように「庶民」の定義も難しい。
今では日本に「普通の庶民」はいなくなったのかも知れません。
「貧乏庶民」と「金持ち庶民」、知らない間に庶民の格差はそこまで広がっているのでしょう。
その際に10万円の商品券について「庶民感覚」では理解できないとのコメントがありました。
10万円の商品券が庶民感覚で理解できないのか、土産代として10万円の商品券が理解できないのか考えていました。
総理の擁護をするつもりはありません、この時期に10万円はおろか1万円の商品券を渡すことも問題で、渡したという行為そのものが庶民感覚とズレているという私なりの結論を出しました。
しかし、野党の追及はどうやら金額のようで、土産代として1万円の商品券なら大きな問題にならなかったような気もします。
一億総中流と言われたのは昭和の時代だった記憶がありますが、令和に入って庶民の格差が広がり、10万円という金額が大金の人とそうではない人がともに大勢いるように感じます。
私などには10万円は大金で、財布にそれだけのお札を入れることはありません。
大リーグのドジャース対カブスの開幕試合では、高い席では10万円をはるかに超えていますし、それもネットで申し込んで当選した人が見に行け、おそらく外れた人の方が多いのだと思います。
アメリカまで観戦に行こうと思えば旅費を入れると100万円以上かかるケースもあります。
大リーグの試合を生で見に行こうと考える人は庶民ではないのか、そんなことも考えました。
「普通」の定義が難しいように「庶民」の定義も難しい。
今では日本に「普通の庶民」はいなくなったのかも知れません。
「貧乏庶民」と「金持ち庶民」、知らない間に庶民の格差はそこまで広がっているのでしょう。
Posted by いとう茂 at 10:13│Comments(0)