2025年03月28日
米に思う
政府は備蓄米を放出することで米の小売価格を下げようとする政策が行われています。
5キロが4000円台と、銘柄を問わなければ昔なら10キロが買えた価格まで上昇しています。
投機目的の手段に米がなっています。
誰かがため込んでいるというニュースもありますが、特定はされていません。
その昔は米余りで、政府は奨励金を出して減反政策を勧めましたが、その当時は国民の米離れがクローズアップされて、田んぼを減らしても問題は無いという判断だったようです。
最近は海外でも日本の米は人気で輸出量も増加しています。
輸出が増えだしたのは今年や昨年のことではありません、その段階で稲作の奨励もされたのかも分かりませんが、休耕田は放置すると元の田んぼに戻るのに時間がかかると言いますし、他の農作物の栽培に充てられたり、多くの休耕田は地目変更がされて宅地になり、新興住宅を形成しています。
膳所でも20年ほど前までは、JR沿線や国道に面して田んぼが広がっていましたが、いつの間にかすべてなくなっています。
多くの農家は兼業農家で、農業振興は果物やブランド野菜作りに重点が置かれている気もします。
今回の米の高騰で、マスコミは「米が高い、売り場に米がない」といった報道はしますが、政府の農業振興の在り方についてはほとんど触れていない印象を受けます。
炊き立てのご飯に新鮮な卵をかける「卵かけごはん」がご馳走になる時代が来ているのでしょうか。
ホームセンターでは「田んぼキット」なる半畳ほどの深めのプランターと「花の土、畑の土」ならぬ「田んぼの土」がセットで売られ、花の種に混じってブランド米の種が販売される。
農業は専業農家と田舎暮らしを始めた人たちの趣味と化してしまうそんな時が来ることも考えられます。
米は主食と一段上に祀られるものの、その地位は小麦以下にしか見られない。
米がなくなるのは、昭和の人間が死に絶えてからにしていただきたい。
5キロが4000円台と、銘柄を問わなければ昔なら10キロが買えた価格まで上昇しています。
投機目的の手段に米がなっています。
誰かがため込んでいるというニュースもありますが、特定はされていません。
その昔は米余りで、政府は奨励金を出して減反政策を勧めましたが、その当時は国民の米離れがクローズアップされて、田んぼを減らしても問題は無いという判断だったようです。
最近は海外でも日本の米は人気で輸出量も増加しています。
輸出が増えだしたのは今年や昨年のことではありません、その段階で稲作の奨励もされたのかも分かりませんが、休耕田は放置すると元の田んぼに戻るのに時間がかかると言いますし、他の農作物の栽培に充てられたり、多くの休耕田は地目変更がされて宅地になり、新興住宅を形成しています。
膳所でも20年ほど前までは、JR沿線や国道に面して田んぼが広がっていましたが、いつの間にかすべてなくなっています。
多くの農家は兼業農家で、農業振興は果物やブランド野菜作りに重点が置かれている気もします。
今回の米の高騰で、マスコミは「米が高い、売り場に米がない」といった報道はしますが、政府の農業振興の在り方についてはほとんど触れていない印象を受けます。
炊き立てのご飯に新鮮な卵をかける「卵かけごはん」がご馳走になる時代が来ているのでしょうか。
ホームセンターでは「田んぼキット」なる半畳ほどの深めのプランターと「花の土、畑の土」ならぬ「田んぼの土」がセットで売られ、花の種に混じってブランド米の種が販売される。
農業は専業農家と田舎暮らしを始めた人たちの趣味と化してしまうそんな時が来ることも考えられます。
米は主食と一段上に祀られるものの、その地位は小麦以下にしか見られない。
米がなくなるのは、昭和の人間が死に絶えてからにしていただきたい。
Posted by いとう茂 at 14:52│Comments(0)