2024年02月05日
童話も読みます
日曜日は読書の日、読み方が3冊を1時間半から2時間ずつ読んでいくというもので、ほとんどが再読です。
今は、子弟関係の安岡正篤、伊藤肇の2冊とグリム童話です。
伊藤肇はそれほど硬い文章ではありませんが、活字が早口で語りかけてくるようで、読み直したりしていて時間がかかります。
安岡正篤は明治の人らしくかなり硬い文章で、こちらも意味を考えながらの読書ですので、時間を要します。
時間がかかる本を3冊読むと疲れも大きいので、真ん中に読みやすい本を挟むのも自分なりの工夫です。
こうすることで頭がリフレッシュするように感じます。
総じて固い本が多いように思っていますので、読みやすい本を探すのに苦労しながらの読書です。
童話は話の完結までが短く、内容を知っている物語もありますので、読み進むのも早いのですぐに読み終えてしまいそうです。
世界の3大童話作家と言えば、イソップ、アンデルセン、グリム兄弟を指すようですが、童話と無縁の人でも答えられそうなくらい突出した存在だと思います。
イソップだけが紀元前の作家で、アンデルセンとグリムは19世紀の作家です。
ギリシャ、デンマーク、ドイツと3人がヨーロッパに集中しているのも面白いところです。
ストーリーが短いので作家が言いたいことを理解するのも容易ですが、著者はそれだけ多くのストーリーを考えないと大変だろうなぁ、と考えながら読んでいます。
本棚には確かイソップもあったはず、グリムの次も童話にするか詩にするか、その日の気分次第ですが正義と悪、善人と悪人、若者と高齢者、そうした対比だけでも童話を書けそうに感じますが、実際には読み手に回る方が学ぶことが多いように思っています。
Posted by いとう茂 at 22:18│Comments(0)