2017年05月25日
子どもの貧困問題講演会&企業との奉仕マッチング
5月23日の夜に所属している会の主催で「子どもを支える居場所を支える」
というテーマで講演会と面談会を開催しました。
後援は大津市、滋賀県社会福祉協議会、大津市社会協議会にお願いし、
講師には子どもの貧困問題に取り組んでおられる幸重社会福祉事務所の
幸重忠孝氏をお招きしました。
講演では、子どもを支える団体やボランティアの活動と子どもたちの
実態をお話しいただき、交流会では児童養護施設、里親協議会を
はじめ、トワイライトステイを実施している団体、子ども食堂、寺子屋
プロジェクトにかかわるボランティア・団体、就労支援を行っている
団体等と企業経営者や地域の人たちとが直接面談を行って、
実情や困っていることの中で、どんな支援ができるか方策を考えました。
私も各ブースを回って実情をお聞きしましたが、トワイライトステイを
している団体では職員の確保の問題が出ていました。
ボランティアや非正規の職員をやりくりしながら乏しい活動資金の
中での運営が続いているそうです。
子ども食堂も人口割の比率で考えれば、おそらく日本で一番多い
県でしょうし、活動資金の大部分を占める滋賀の縁創造実践センター
からの補助金の助成期限も迫っていますので、継続に向けて
新たなスポンサーを探さなくてはいけません。
児童養護施設では原則、18歳になると施設を出なくてはいけません、
最長でも20歳には自立をしなければならず、就職先と住居の
確保が課題です。
子どもの貧困を考えたときに、親の経済的な自立に向けた
就労支援や生活習慣の見直しも必要になります。
全国の事例を見ていると子どもの支援から入る自治体と、
親の支援から入る自治体に分かれています、どちらも急を要する
事ですのでどちらか一方だけの支援というのは少ないと
思いますが、こうした支援の網にかからず引きこもりや不登校、
さらには居場所のない子どもが、何倍もいる現実があります。
何ができるか、物か時間か気持ち、この3つに集約されそうに
思います、お金の寄付や食べ物、着るものの差し入れ、
ボランティアや職員として働く、心にかけて折りに触れて周囲へ
支援を求めたり、何かできないか考え続ける。
皆さんは何ができるでしょう。
というテーマで講演会と面談会を開催しました。
後援は大津市、滋賀県社会福祉協議会、大津市社会協議会にお願いし、
講師には子どもの貧困問題に取り組んでおられる幸重社会福祉事務所の
幸重忠孝氏をお招きしました。
講演では、子どもを支える団体やボランティアの活動と子どもたちの
実態をお話しいただき、交流会では児童養護施設、里親協議会を
はじめ、トワイライトステイを実施している団体、子ども食堂、寺子屋
プロジェクトにかかわるボランティア・団体、就労支援を行っている
団体等と企業経営者や地域の人たちとが直接面談を行って、
実情や困っていることの中で、どんな支援ができるか方策を考えました。
私も各ブースを回って実情をお聞きしましたが、トワイライトステイを
している団体では職員の確保の問題が出ていました。
ボランティアや非正規の職員をやりくりしながら乏しい活動資金の
中での運営が続いているそうです。
子ども食堂も人口割の比率で考えれば、おそらく日本で一番多い
県でしょうし、活動資金の大部分を占める滋賀の縁創造実践センター
からの補助金の助成期限も迫っていますので、継続に向けて
新たなスポンサーを探さなくてはいけません。
児童養護施設では原則、18歳になると施設を出なくてはいけません、
最長でも20歳には自立をしなければならず、就職先と住居の
確保が課題です。
子どもの貧困を考えたときに、親の経済的な自立に向けた
就労支援や生活習慣の見直しも必要になります。
全国の事例を見ていると子どもの支援から入る自治体と、
親の支援から入る自治体に分かれています、どちらも急を要する
事ですのでどちらか一方だけの支援というのは少ないと
思いますが、こうした支援の網にかからず引きこもりや不登校、
さらには居場所のない子どもが、何倍もいる現実があります。
何ができるか、物か時間か気持ち、この3つに集約されそうに
思います、お金の寄付や食べ物、着るものの差し入れ、
ボランティアや職員として働く、心にかけて折りに触れて周囲へ
支援を求めたり、何かできないか考え続ける。
皆さんは何ができるでしょう。
Posted by いとう茂 at
20:10
│Comments(0)