2018年07月18日

新しい仲間ができました

大人の部に遅れること1年、子どもの部の
和太鼓の会に今年も新しい仲間が増えました。
27年目に入った子どもの部ですが、この3月に5名が
卒団して本来なら5月には新部員が入る予定でしたが、
知事選の影響で2か月遅れになりました。
毎年地元の膳所小学校の3年生から5年生の児童に
募集案内を配布して見学会を開催してから入部という
ことになります、今年は3年生が3名と5年生が1名で
男子が3名で女子は1名、これで総勢11名になり
上手くいけば大太鼓と締め太鼓に各1名、長胴太鼓に
9名という配置で演奏ができそうです。

一度入部すると引越しとか特別な事情がない限り
卒業までほとんどが続けてくれます。
引越ししても近くの学区なら学校が変わっても辞めずに
続けてくれる子どもが多いので、まずは安定した配置で
演奏ができることを嬉しく思っています。
全体の調和を重視していますが、叩く子どもたちにすれば
自己主張の場であり、自分に注目してもらう機会になり、
それなりに自信もつくようで、中学校に行ってもクラブや
生徒会活動に積極的に参加してくれています。

野球やサッカーのクラブと違い人数も少なくこじんまりした
集団ですので指導やその日の体調にも目が行く部分が
多いと思います。
おそらく異学年の子どもたちが週1回ですが、群れて
同じことをする、そうしたことは通常の学校では
あまり経験がないことだと思いますし、がみがみ言うことも
昔と比べるとずいぶん減ったと実感しています。
子どもたちが学校とは違う顔で活動をする場がある、
ここも子どもたちの居場所ですし、それぞれが受け持ちの
部分があり、必要とされ役に立っていると実感できると
思います。

自己肯定感を得られて自信もつく、和太鼓のほかにも
こうした場はあるのでしょうが、誰もがバチを持てば
音は出せますが曲の演奏となると・・・・・。
秋の膳所小まつりでは2曲叩きたいと子どもたちから
要望がありました、久しぶりに前向きな言葉を聞き
子どもたちも自分で考え成長していることが分かりました。
こちらもいつまで指導を続けられるか想像できませんが、
大人になった時に石鹿太鼓で和太鼓を叩いていたという
経験が活きてくれたらと願います。
  
Posted by いとう茂 at 23:08Comments(0)