2020年04月27日

今日もマスクのお話

政府がマスクの供給がもうすぐと発表してから
ずいぶん時間が経ちました。
その間に様々な業種でマスク作りが始まりましたが、
いまだに薬局の店頭には並んでいません。
それならばと、手作りマスクをする人が急増して、ガーゼや
さらし、ゴムなどが一斉に店頭から姿を消しています。

私の店の方でもマスクを縫っていますが、作っても作っても
なくなります。
暴利をむさぼっているわけではありませんので、念のために。
商売柄さらしやガーゼの在庫がありましたし、柄物にするにしても
生地はいくらでもあります・・・・そう思っていたのですが・・・・・・。
それも底をつきかけている時に問屋の方から洗って使える
マスクを仕入れたのですが売ってもらえませんかと打診が
ありました。
こちらも良心的な価格だと思います、特別宣伝をするわけでもないのに
口コミで人が来て、こちらも明日の午前中にはなくなります。

問屋はさらに追加で仕入れたので売ってほしいと言ってきます・
本来マスクを扱っていない問屋にマスクが回ってくるということは
それなりに市場に出てくる日も近いように思うのですが、お客さんから
マスク、マスクと言われると、縫っているマスクは1日に作れる数に
限度がありますので、既製品でカバーするしかないようにも思いますし、
第2弾の仕入れをしなければいけないのか、そんなことも考えています。

感染予防に一定の効果があるのでしょうが、マスクの作り方もネットで
紹介されています。
店頭に材料がないと言ってもそれぞれの家庭には、ガーゼやさらし、
なければそれに代わるものがないのか、そんなことも考えます。
昨日の浅野太鼓さんの日本手拭いではありませんが、工夫をする、
自分で作ってみる・・・・・そうした発想の前にどこに売っている、と
いう発想が先に出るのでしょうか。
そういえば・・・・・・雑巾も体操服につけるゼッケンの布も売り物として
100均に並んでいます。
これも時代の流れなのでしょうか・・・・・。
  
Posted by いとう茂 at 21:49Comments(0)