2023年11月10日

思わぬ出費

9月に左の前のタイヤに、錆びたネジくぎが刺さってパンクしました。
刺さったのはタイヤの外側のほぼ端っこで、すぐにネジくぎが確認できました。
まず、タイヤの空気を全部抜いて、パンク修理剤を注入してノロノロ走行、
そして空気圧を規定値まで入れてパンク修理完了。
しかし・・・人間万事塞翁が馬で、「刺さっていたのが
外側の見つけやすい所でよかったな」「そうとも限らんよ」
天の声を聞いていませんでした・・・それから1か月余り、
車に乗る前にタイヤを確認すると・・・空気が抜けてるぅ。
急いでスタンドに行き空気を入れると・・・パンクした個所から空気が漏れています。
始めてパンク修理剤を使用したので慣れておらず、
どこかにミスがあったのかと考えて、
改めてもう1本購入して説明書き通りに完璧に修理しました。
最後に空気を入れて確認すると・・・漏れてないっ。
「今度こそ修理ができた、よかったわ」「そうとも限らんよ」
ここでも天の声を聞き逃したようです。
翌日、タイヤを確認すると・・・元の木阿弥・・・。
修理剤じゃだめだから、車屋で修理をしてもらおう。
電話をするとパンク修理は2200円です、修理剤より安いやん。
タイヤを2本修理してもお釣りがある・・・2本のパンク修理剤は無駄だった。
「それでも新しいタイヤを買うことを思えば、安上がりで済んだ」
「そうとも限らんよ」3度目の天の声も、
修理をしてもらえることで安心したのか、またまた聞き逃しです。
車屋まで何とか車を持って行き、「パンクしたので修理をお願いします」
接地面の一番端っこでしたので「うわ~、ほんまにタイヤの角っこですね、
これは修理できない事はないですけど、あんまりお勧めできませんわ」
これはれっきとした人間の声で、しっかり耳の底まで届きました。
結局新しいタイヤを買うことになりました。
「何が新しいタイヤを買うより安くすんだだ、
最初から車屋に持って行けば修理剤2本のお金が助かったのに」
人間万事塞翁が馬よりも・・・生兵法は怪我の素・・・思わぬ出費でした。
  
Posted by いとう茂 at 15:10Comments(0)