2015年08月06日
諦める
諦める。仏教用語では明らかにするという意味らしいのですが、
一般的には断念する、心が離れる、そんな意味です。
今年のお盆は用事が入らないように気を付けてきました。
ここにきて、今年は諦めようという気持ちになっています。
4日の空白の日があり、その日に四国を考えていましたが、
この暑さで諦めた次第です。
2年前もお盆に徳島から高知を歩いていましたが、徳島の
山の中で38度の猛暑の中、軽い熱中症でしばらく意識が遠かったのを
思いだしました。
水筒の水分は残りわずかで飲んでもすぐに汗になり体外に出てしまいます、
軽い頭痛もありました、昼間というのにあたりがうす暗く見えたのを覚えています。
過去にも夏場に歩き、同じような体験がもう一度あります。
あの時よりも体力も落ちているでしょうから、今回も同じような
症状か、もしかするともっと重症になる可能性もあります。
高知の端から愛媛のほうに歩く計画ですが、山中で具合が悪くなって
迷惑をかけてもいけませんし、身動きできず一人で夜を明かすことにも
なりかねません。
諦めようと思うのは、自分ではなくお大師さんが、今年の夏は
来なくていいと言ってくださっているのかもしれません。
どうしても来なさいと呼ばれているのなら、自分の気持ちも
もっと強いものになるはずです。
年内は空白の日がそうそう作れそうもなく、もう無理でしょう。
では年明けにでも・・・・・。
不確かな生き物が一生の中で不確実な先のことを考える。
砂上の楼閣ではありませんが、時々こうして先のことを
考えていると浮かんでくるのが蓮如の御文です。
もちろんすべてを覚えているわけではありません、
我やさき、人やさき、朝には紅顔ありて夕べには白骨。
その程度の単語ですが不思議と浮かんできます。
全文を掲載しますので改めて味わってください。
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、
この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきかず。
一生すぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。
我やさき、人やさき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、
もとのしずく、すえの露よりもしげしといえり。
されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちにとじ、
ひとつのいきながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて、
桃李のよそおいをうしないぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、
更にその甲斐あるべからず。
さてしもあるべき事ならねばとて、野外におくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、
ただ白骨のみぞのこれり。
あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は、
老少不定のさかいなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、
阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
午前中は政策検討会議があり、任期中に議員、議会としてやるべきことの
素案について議論がされましたので傍聴してきました。
文言の訂正から実施時期の議論など幅広い意見が出ました。
次回の開催は8月25日です、今日出された課題を整理して
議会運営委員会で計画案の審議がされます。
午後からは、かがやきネットと議員の意見交換会です。
あらかじめ課題をいただいていますので、各自が調査したことなどを
発表し、それについて議論をする場になりそうです。
盛りだくさんの課題ですので、結構時間がかかりそうです。
内容の濃い意見交換会にしたいと思います。
一般的には断念する、心が離れる、そんな意味です。
今年のお盆は用事が入らないように気を付けてきました。
ここにきて、今年は諦めようという気持ちになっています。
4日の空白の日があり、その日に四国を考えていましたが、
この暑さで諦めた次第です。
2年前もお盆に徳島から高知を歩いていましたが、徳島の
山の中で38度の猛暑の中、軽い熱中症でしばらく意識が遠かったのを
思いだしました。
水筒の水分は残りわずかで飲んでもすぐに汗になり体外に出てしまいます、
軽い頭痛もありました、昼間というのにあたりがうす暗く見えたのを覚えています。
過去にも夏場に歩き、同じような体験がもう一度あります。
あの時よりも体力も落ちているでしょうから、今回も同じような
症状か、もしかするともっと重症になる可能性もあります。
高知の端から愛媛のほうに歩く計画ですが、山中で具合が悪くなって
迷惑をかけてもいけませんし、身動きできず一人で夜を明かすことにも
なりかねません。
諦めようと思うのは、自分ではなくお大師さんが、今年の夏は
来なくていいと言ってくださっているのかもしれません。
どうしても来なさいと呼ばれているのなら、自分の気持ちも
もっと強いものになるはずです。
年内は空白の日がそうそう作れそうもなく、もう無理でしょう。
では年明けにでも・・・・・。
不確かな生き物が一生の中で不確実な先のことを考える。
砂上の楼閣ではありませんが、時々こうして先のことを
考えていると浮かんでくるのが蓮如の御文です。
もちろんすべてを覚えているわけではありません、
我やさき、人やさき、朝には紅顔ありて夕べには白骨。
その程度の単語ですが不思議と浮かんできます。
全文を掲載しますので改めて味わってください。
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、
この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきかず。
一生すぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。
我やさき、人やさき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、
もとのしずく、すえの露よりもしげしといえり。
されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちにとじ、
ひとつのいきながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて、
桃李のよそおいをうしないぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、
更にその甲斐あるべからず。
さてしもあるべき事ならねばとて、野外におくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、
ただ白骨のみぞのこれり。
あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は、
老少不定のさかいなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、
阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
午前中は政策検討会議があり、任期中に議員、議会としてやるべきことの
素案について議論がされましたので傍聴してきました。
文言の訂正から実施時期の議論など幅広い意見が出ました。
次回の開催は8月25日です、今日出された課題を整理して
議会運営委員会で計画案の審議がされます。
午後からは、かがやきネットと議員の意見交換会です。
あらかじめ課題をいただいていますので、各自が調査したことなどを
発表し、それについて議論をする場になりそうです。
盛りだくさんの課題ですので、結構時間がかかりそうです。
内容の濃い意見交換会にしたいと思います。
Posted by いとう茂 at 12:31│Comments(0)