2015年08月25日

おもしろうて やがてかなしき ・・・・・。

おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな
そんな句がありますが、この夏、
おもしろうて やがてかなしき 夏花火
そんなことを思いました。

およそ人間は何万発の花火を打ち上げたら、打ち上げてもらったら
満足するのだろう。
夜の8時から夜明けまで花火が上がっていたら、きっとやかましい、
安眠妨害、そんな苦情が出ると思います。

1発の花火に願いをこめる、心の底から祈る、そんな花火大会が
あってもいいと思うのは私ぐらいでしょうか。

夜空に大輪の花が咲き消えていく、次は・・・・・・
そんな期待に応えるようにまた大輪が咲きます、そして、消えていく。
連続でいくつもの花火が上がり息をのむ時間、破裂する音が
体にぶつかります。
心を揺らす瞬間の連続ですが、考える時間はありません。

生きている以上、希望もあれば悔いもある、願いもあれば謝罪もある、
そんなことを考えさせる暇もなく花火は上がり続けます。
数の多さや来客数でランク付けされる花火大会ですが、
煩悩の数とされる108発、間隔は1分、次は先の大戦で亡くなった
戦没者のための鎮魂の花火です・・・・・次は、大切な人の健康と
幸せを願う花火です・・・・・次は、あなたの心の中にある願いが
成就することを祈る花火です・・・・・。

そんな花火大会はないでしょう、きっと。
29日は膳所の夏まつり、この夏最後の花火が上がります。
何を祈り、何を謝罪し、何を・・・・・心の整理をして29日を待ってみよう。
そう思い、午前中に日曜日の研修の報告書、一般質問を完成させ
担当課と打ち合わせ、銀行、これから例会に出て委員会で
行っている少年鑑別所に本を贈る事業に出て・・・・・・・。
祈ることを忘れてしまいそうです。

台風の影響で沖縄から九州が大変です。
西の小百合さんも・・・・・・大丈夫ですね。





Posted by いとう茂 at 10:55│Comments(0)
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