2017年08月27日

褒章受章祝賀会

昨日は膳所の夏まつりで今日は友人の褒章受章の
祝賀会でした。
友人代表として発起人に名を連ねていますので、招待客とは
少し違った立場での出席となりました。
他の発起人はほとんど友人の業界の人たちでこれまで面識のない
人も多く発起人会では、生来の人見知りもあり意見も控えていた
所がありましたが、いよいよ今日は本番、与えられた役をしっかり
果たさなければいけません。
役割は、懇親会の終わりで親族代表のあいさつの前に万歳三唱を
行う役でした。

人前で話をするのは緊張とかはありませんが、あまり好きでは
ありませんし、まして壇上で万歳というパフォーマンス、私向きの
役ではないのですが、友人の晴れ舞台です、そんなことも言って
られません。
11時30分から開会ですが発起人は1時間前、世話人は2時間前の
集合です、会場には9時40分に到着しましたが特にこれといった
用事はありません。
アクシデントがあったのは受付が始まった11時過ぎでした、
ホテルの担当が控室の入り口から「伊藤さんちょっと」と
部屋の外に呼び出されました。

話は鏡割りをお願いしていた人がぎっくり腰で壇上に上がれず
代役をお願いしたいということでした、すぐに本人のところへ行き
体調の確認をしたところ、話の内容と同じで立ち上がるのが
やっとの状態でとても壇上には上がれそうもなく、改めて
辞退でよいか確認しましたが、会長が出席なのに副会長が
代役というわけにもいきません、友人というのはありがたいもので、
直接受賞した友人と相談ができます、二人で話をして代役を即決、
後は代役の人に事情を話して了解をもらい司会に名前の変更を
してもらうだけで、開会までに十分間に合いました。

肝心の万歳三唱はというと、それなりに可もなく不可もなくという
所だったと思います。
発起人の下に世話人が何名かおられ、そちらで招待客の整理や
案内状の作成、発送、出席確認、ホテルとの打ち合わせなどの
作業をすべて行っていただきましたので発起人は顔合わせと
試食会、そしてお出迎えや挨拶といった、いいとこどりで私も
友人のリストの提出しかしていません。
本来は、世話人がしていた仕事を友人がするべきで、友人が
表に出るのは、控えるべきというのが持論です。

万歳の前に吉川英治の「菊づくり 菊見るときは 陰の人」を
引用して、世話人の方に壇上に上がってもらい受賞者夫妻と
発起人とともに三唱していただきました。
本人は恐縮されていましたが、私は「ケツの座りがよかった」。
大臣表彰、褒章の受賞、三段跳びでいえばホップ、ステップです、
残るは大きなジャンプが待っています。
今後の友人の活躍を陰からでも応援できたら、そんな気持ちで
会場を後にしました。


Posted by いとう茂 at 21:19│Comments(0)
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