2020年03月29日

ひきこもり講座が終わりました

2月16日から隔週で開催してきた、ひきこもり講座が
今日で4回目を迎え、無事に終了しました。
講師選びから日程調整、後援団体への申請書の提出、
案内チラシの作成と配布、しなければいけないことが迫ってきて
時間と駆けっこした感があります。
2・3回目は希望家族との個人面談会、苦しい状況を聞いて
いるだけでこちらまで苦しくなってきましたが、家族はこれ以上の
苦しさに直面しているのだと思うと、苦しいとは言ってられません。

それ以外にも、えこーに面談に訪れた家族も3組ありました。
今日はそうした家族が一堂に会して・・・・・そんなに甘くは
ありませんでした、のっぴきならない用事でどうしても家を出られない
家族もありましたし、直前になって夫婦の意見が合わずに断りの
連絡もありました。
面談をしたからと言っても、それですぐに楽になるわけではありません。
もっと時間をかけて、まだまだ心の底にある苦しさや辛さを出して
もらわなくて。
それにはえこーがより家族に寄り添って信頼をしてもらわないと
深い部分の話は聞けないと思っています。

今日お越しいただいた家族の中には、迷って迷って・・・・・・、
それでも自分ではどうしていいかわからずに、金曜日に電話を
いただいて、急遽、昨日面談した家族もおいでになりました。
2月16日の講座の初回に参加され、面談については考えると
言っておられた方で、金曜日の電話では切羽詰まった様子が
手に取るように伝わってきましたので、土曜日の面談になったの
ですが、声を詰まらせて訴えられる苦しい状況と、昨日の
面談が終わった時とは別人のようで、こちらも気持ちが楽に
なりました。

講座はとにかく終わりました、これで問題が解決したわけでは
ありません、いわばこれまではウォーミングアップです。
四国遍路で言えば、門前の売店で白衣を購入して身にまとい、
納経帳と数珠も購入して最後に金剛杖を購入し、1番札所の
霊山寺の山門をくぐったところです。
百里を行く者は九十里を半ばとす、どころか、千里の道も
一歩から状態だと思います。
家族の会の会則と事業計画も承認していただきました。
3月29日が家族の会の設立日にしたのは、今日の誕生花が
タンポポでしたので、花言葉の飾り気のなさもそうですが、
「念ずれば花ひらく」の坂村真民さんが好んだ花だから、
これは私の独断ですが・・・・・。
この講座を通して新しい相談者が増えました、面談も
水曜日だけでは足りず、日曜日を面談日にしました。
それでも4月に9日ある水・日曜日のうち6日が詰まりました。
このあとも面談が入ると思いますので、水・日曜日は面談日以外の
すべての予定がキャンセルになります。
そしてほかの平日は、支援機関との情報共有で東へ西へ、
期間限定のアルバイトも3月で終わる予定でしたが、引き続いて
4月も・・・・・と言われています、こちらの予定を優先なら、
という条件ならということになります。

まずは、後援団体の大津市と教育委員会に提出する報告書の
作成をしなければいけません・・・・あっ、確定申告もまだでした。

Posted by いとう茂 at 21:29│Comments(0)
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