2020年11月26日

思い出し遍路㊾

40番の観自在寺から宇和島までは遍路道を通れば
30キロ余りですが、上りを避けて海岸沿いの道を選択しました。
円の直径を遍路道だとすれば、海岸沿いの道はその円の
円周を歩くイメージで距離はかなり長くなります。
それでも宿泊所に入る前に宇和島駅の近くにある別格の
龍光院にお参りをしていますので5時まではかかっていません。
朝の6時ごろから11時間、ほぼ歩き通しでここまで来ました。
11時間の歩きは標準で、夏場ですと5時前から7時ころまで
14時間の歩きもありました。

宇和島では居酒屋でビールと地元の魚を堪能しました。
その土地の珍しい食べ物が食べられるというのも歩きの
特権かも知れません。
ただ、外食の場合はもう歩くのが嫌ですので、300メートル以内と
言った制限はありますが・・・・・・。

その次の日は41番の龍光寺から佛木寺、43番の明石寺(めいせき)
をお参りして宿泊です。
1・2日目に比べると歩く距離は短くなっていますが、札所と
宿泊の場所の関係で無理したり、ちょっと楽したりの歩きです。
足腰の疲労もありますし、足の裏には豆の下に豆ができたり、
短い距離は嬉しいのですが、宿毛から宇和島のあたりは大津から
一番遠いところですし、交通の便も悪くなるべく1度ですませたい
気持ちがありますので、トータルするとそれなりの距離を無理して
歩きました。
帰る場所も重要なポイントで、次に来るときになるべく歩き出すまでに
移動時間がかからないことを考えておかなくてはいけません。

龍光寺と佛木寺は3キロ余りでそれほど歩くことなくお参りが
すみますが、次の明石寺までは歯長峠というちょっとした上りがあり、
下ってから休憩しましたが、途中に奥行きが長く段差もある階段があり、
滑りやすくて慎重に降りたのを覚えています。
この辺りまで来ると札所で歩き遍路と出会うことはありますが、
道中で追いついたり追い抜いかれたりはほとんどなくなります。
遠くに見える遍路の背中は時々見ましたが、さらに遠くなったり
ほとんど変わらない距離でした。
明石寺の手前にどんぶり館という飲食店がありここで遅めの
昼食でした。

歩いていると疲労もあり札所によっては印象が薄く境内や本堂が
あまり記憶に残っていない札所があります。
明石寺もその一つで、高校か中学校が近くにあり、山門までは
ぐるっと回って歩いた印象があるのですが・・・・・それだけです。
泊まったのは明石寺から2・3キロ歩いたビジネスホテルで、
若い建設作業員が大勢泊まっていましたが、何を食べたのか
こちらも薄くなっています。
次の日は大津に帰る日で、重い足取りで朝早くから伊予大洲駅を
目指しての歩きになります。

Posted by いとう茂 at 15:39│Comments(0)
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