2021年04月19日

いっぱい吐き出して・・・・

昨日は、えこサロンの日でパステル画を描く予定でしたが、
いつも親子で来るのに昨日は親ひとりで来所し、サロンが
面談の場になりました。
そういえばこの親との面談は久しぶりで、胸につかえていた思いを
たっぷり3時間かけて、いっぱい吐き出して帰っていきました。
えこーのスタッフが提案したのは3つあり、熱心にメモを取って
いる姿を見ていると、途中で切ることも出来ず吐き出すことが
ほとんどなくなるまでの面談になりました。
民間だからこれだけ時間をとることができますが、公的な機関なら
次の予約も入っていますので、原則1時間で切られてしまいます。

えこーは1日1組の面談が基本で2組入れるときは午前と午後に分けて
面談を行うようにしています。
1日2組はスタッフもぐったり疲れますが、相談者が元気になり明るい
笑顔が見えると・・・・ついつい・・・・それを見て疲れも吹き飛ぶ・・・かな。
聞く方も生身の人間ですから疲れないと言えばうそになりますが、
聞く方よりもはるかに重い気持ちでいる相談者のことを考えると、
まっ、いいか・・・・・ただの能天気かもしれません。

面談は基本2時間ですので、昨日は1時間オーバー、そのせいで
その後の予定が狂いました。
保護司会の総会案内を作成して発送する予定でしたが、それができず
今朝からかかり郵便局に持ち込むことができました。
夜にやれば・・・・・夜は広報紙に振り込み用紙を挟む作業を組んで
いましたので、全部の予定を後にずらすよりも一つだけを持ち越す
方が、次の予定も立てやすいように感じます。
広報紙は36学区の支所に配布するもので、郵便で送るものと直接
届けるものを分けなければいけません。
送る方はゆうパックに詰めての発送ですので、そちらも時間がかります。

アナログの世界ですので人手×時間、これがすべてです。
前回の広報紙は全支所に持って回りましたので丸二日を要しました。
配布先は支所だけではなく他にも公的な機関がありますので、こちらも
手渡し地郵送に分けて少しでも負担を軽くしたいと思っていますが、
時間さえあればすべてを手配りで言葉を添えて届けたいのですが、
その時間の捻出が厳しく、つい郵送と安きに流れてしまいます。
公的な機関に配るのは一般市民の目に触れて、ひきこもり、不登校に
ついて理解をしていただきたいという思いもありますし、どこにも相談
できずに生きづらさを抱えて苦しんでいる家族が手にして、えこーと
つながり、その先にある支援機関とつながればという思いもあります。
思いだけで活動をしているようなもので、いつの間にか頭で考えて
理論を構築するよりも、体で感じた思いを形にするほうが多くなっています。
理屈や理論よりも一つの実践、それが寄り添いにつながるように感じている
自分がいます。

Posted by いとう茂 at 12:13│Comments(0)
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