2021年06月04日

事業が続きます

先月の23日はひきこもり不登校家族の会
えこちゃんステーションの外来魚駆除釣り大会でした。
当日は暑いほどの好天でしたが、えこステのメンバーも他に予定が
入っている人が多く、遅れてきた家族を含めて3家族と少し寂しい
釣り大会になりましたが、魚釣りは生まれて初めてという家族もあり
先日いただいたメールには魚釣り大会のお礼に添えて、家内が
ハマったみたいで毎日通っています、の文章がありました。
当事者にも声掛けをしてくださいと事前にお願いしていましたが、
当事者の参加はありませんでした。
この家族も当事者は無関心ということですが、子どもは親の言うことは
聞きませんが真似はするものです。
お母さんが毎日釣りの話をすることで、当事者も一度行ってみようか、
そんな気持ちの変化が出ることを期待しています。

明日の土曜日は昨年に引き続いてえこー主催の
「ひきこもり講座」です。
今月に入ってバタバタと申し込みが入り、お陰様で昨年よりも
多い参加者になりました。
昨年は関係者や支援者が多かったのですが、今年の参加者は
家族が多くテーマの「社会資源について」が参加者を増加させて
いるのかもしれません。
講座のテーマについては、家族の会の参加者の希望で決めています。
自分達が年老いて年金だけの収入になったら、親が亡くなった後の
子どものことが心配・・・・・・。
どの参加者もこのことは大きな問題のようです、40代の家族から60代の
家族まで共通した心配事で、希望するテーマはすぐに決まりました。

頭を痛めたのが講師です、市役所に行って打診すると各課の仕事に
ついては話ができるし質問にも答えられるということでしたが、
生活保護と障害者手帳となると一人の講師では無理ということでした。
そこで大津社協に相談に行くと、職員の方が私が話をします、という
心強い返事をくれました。
市内だけでなく市外からの参加者も多く、こうした講座が少ないのが
原因かとも考えています。

昨年の講座は三部構成で、ひきこもりから脱した人たちと質疑応答、
家族の会の主催者の講話、そして家族の会の参加者の話でした。
えこーのスタッフもこの話を聞いていて「やはり自分たちも大津で
家族の会を立ち上げよう」と背中を押される講座でした。
この講座が終わると広報紙の作成にかからなくてはいけません。
魚釣りは10月にも開催予定ですので当事者の参加も期待していますし、
明日の講座も家族と当事者にとって、将来の不安が少なくなる講座に
なればと願います。
講演時間よりも質疑応答の時間を長くとっていますので、それぞれの
家族がうちの場合は・・・・・ということにも対応できると思います。

コロナには十分用心して広い会場に分かれて座ってもらい、適度に
換気も行いながら講座を開催したいと思っています。

Posted by いとう茂 at 14:20│Comments(0)
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