2021年11月20日

満月に考えた

19日は満月の月食で、ビーバームーンと言う名前がついているそうです。
1月から12月まで満月には名前が付けられています。
そもそもはインディアンが名前を付けたものらしいということですが、
日本では中秋の名月くらいしかないように思います。
名前の是非は別にして、久しぶりに月食を外で見ていました。
じっとしていると寒いので少し厚着をして空を眺めながら
・・・・うん?・・・・・。
月の周期は確か30日弱のはず、なのに名前は1月から12月までしかない、
何年かに一度・・・・13回満月の年があるはず・・・・、
ということは・・・・・どこかの月に2回の満月・・・・・。
おーい名無しの満月やーい、インディアンはお前のことを忘れていたのかぁ。

1日とか1週間単位で物事を考えると・・・あっという間に過ぎてしまい
積み残しの用事が残ってしまいます。
もちろんカレンダーや時計は見ていますが、
動くのが主に昼間ですので予定に追われてついつい積み残し・・・。
そこで月の満ち欠けを物事を考えるスパンにしてみました、
雨の日は月が見えないのでお休み、それでも時は経っていきますが、
物事を考えるのが夜になり昼間の予定に追われて
考える暇がないのに比べると、少し落ち着いて考えられるようになりました。

いつものどうでもいい話でした、欠けていく月食の月を見ながら、
あと何度月食が見られるだろう・・・その答えは見つかりませんでしたが、
19日の月食はその日限り、
次の日も月食があるとしても19日の月食とは違います。
日常生活で毎日同じことをしていても、その日のことはその日限り、
次の日も同じことをしても前の日とは違います。
戻ってこない出来事になってしまう、
つまり何でもないありきたりのことでも、かけがえのないその時、
その日限りの出来事なのです。
いとしさとかかけがえがないと思う気持ちは、
そうした自覚から生まれるのかも知れません。
大切な洋服を丁寧にたたむように、毎日を大切にたたみながら
暮らしていけたら・・・・そんなことを月を見上げて考えていました。

Posted by いとう茂 at 10:35│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。