2022年08月03日
虫がいるぅ~②
男の子がフェンスに伸びたツルの葉っぱに虫がいて、
金縛りのように歩けなくなった話はこの前にアップしました。
それで100均で園芸用のハサミを買ってツル退治の日々が続いています。
かなりの距離のフェンスがきれいになってきました。
この辺りでいいかと自分では納得しかけています。
余り向こうまではフェンス沿いに人が歩いているのを見かけませんし、
行政の仕事を横取りするのも気が引けます。
ツルがなくなったと思っていると、2日もすると新しいツルが伸びて
フェンスに巻き付いています。
1日にどれくらい伸びるのか、その生命力には頭が下がります。
まずフェンスの上から30センチくらいの所に巻き付いている部分を
ブチブチブチと切っていきます。
この時に葉っぱを手で左右に分けてツルを切りますので、
蚊だけでなく色んな虫が飛んだり下に落ちます。
男の子が見つけた虫もいますし、虫の住処に人間が侵入した形になり、
虫たちの反撃が始まります。
耳元で蚊の羽音がするということは顔だけでなく体の周りにも蚊が
進軍してきているということで、手を休めては蚊の餌食になります。
蚊だけならこちらの被害は少なくて済みますが、
足や手には蚊とは明らかに違う刺し傷があり、その痒さときたら言葉になりません。
攻撃を受けながらでも、切れたら上の部分のツルを引っ張って
フェンスの向こうにポイッ、次に、フェンスの下から30センチくらいの所に
巻き付いているツルをブチブチブチ、これで上退路は制圧して、
下も退路を断ちましたので、真ん中を同じ手順で引っ張りますがこの辺りが
一番虫の多い所で、いわば虫の本丸に攻め込むことになります。
虫も黙っていません、殺虫剤は持っていないので虫を殺すことができません、
気がつくと足に痒みが・・・蚊に刺されています。
手負いの熊ならぬ手負いの人間の怖さを思い知らせてやる・・・
最後はフェンスの向こうから伸びているツルを引っ張ってブチブチ、
これが敵の補給線で、ここを絶たないとフェンスのツルはどんどん伸びていきます。
補給線を絶った後は、一番下に巻き付いたツルを引っ張って
フェンスから外して向こうにポイッ、これで1枚完了です。
この作業を40分から20分、毎日行いようやく40mくらいを人間が制圧です。
しかし、ゲリラのようにどこからか翌朝にはツルがフェンスに近づいてきます、
持久戦に持ち込まれてはツルが枯れる冬まで戦わなくてはならず、
短期戦で決着をつけて後は日ごろの巡回で伸びてくるツルを取り除いて、
男の子が安心して通れるフェンス沿いを確保するしかありません。
100m全部を制圧することは、こちらにも虫刺されで甚大な被害が出てしまいます。
それにしても・・・あの日以来、男の子が来ません。
金縛りのように歩けなくなった話はこの前にアップしました。
それで100均で園芸用のハサミを買ってツル退治の日々が続いています。
かなりの距離のフェンスがきれいになってきました。
この辺りでいいかと自分では納得しかけています。
余り向こうまではフェンス沿いに人が歩いているのを見かけませんし、
行政の仕事を横取りするのも気が引けます。
ツルがなくなったと思っていると、2日もすると新しいツルが伸びて
フェンスに巻き付いています。
1日にどれくらい伸びるのか、その生命力には頭が下がります。
まずフェンスの上から30センチくらいの所に巻き付いている部分を
ブチブチブチと切っていきます。
この時に葉っぱを手で左右に分けてツルを切りますので、
蚊だけでなく色んな虫が飛んだり下に落ちます。
男の子が見つけた虫もいますし、虫の住処に人間が侵入した形になり、
虫たちの反撃が始まります。
耳元で蚊の羽音がするということは顔だけでなく体の周りにも蚊が
進軍してきているということで、手を休めては蚊の餌食になります。
蚊だけならこちらの被害は少なくて済みますが、
足や手には蚊とは明らかに違う刺し傷があり、その痒さときたら言葉になりません。
攻撃を受けながらでも、切れたら上の部分のツルを引っ張って
フェンスの向こうにポイッ、次に、フェンスの下から30センチくらいの所に
巻き付いているツルをブチブチブチ、これで上退路は制圧して、
下も退路を断ちましたので、真ん中を同じ手順で引っ張りますがこの辺りが
一番虫の多い所で、いわば虫の本丸に攻め込むことになります。
虫も黙っていません、殺虫剤は持っていないので虫を殺すことができません、
気がつくと足に痒みが・・・蚊に刺されています。
手負いの熊ならぬ手負いの人間の怖さを思い知らせてやる・・・
最後はフェンスの向こうから伸びているツルを引っ張ってブチブチ、
これが敵の補給線で、ここを絶たないとフェンスのツルはどんどん伸びていきます。
補給線を絶った後は、一番下に巻き付いたツルを引っ張って
フェンスから外して向こうにポイッ、これで1枚完了です。
この作業を40分から20分、毎日行いようやく40mくらいを人間が制圧です。
しかし、ゲリラのようにどこからか翌朝にはツルがフェンスに近づいてきます、
持久戦に持ち込まれてはツルが枯れる冬まで戦わなくてはならず、
短期戦で決着をつけて後は日ごろの巡回で伸びてくるツルを取り除いて、
男の子が安心して通れるフェンス沿いを確保するしかありません。
100m全部を制圧することは、こちらにも虫刺されで甚大な被害が出てしまいます。
それにしても・・・あの日以来、男の子が来ません。
Posted by いとう茂 at 22:32│Comments(0)