2024年02月17日
春雷
15日の夜9時過ぎに大津では、大きな雷音とともに少しの間でしたが激しい雨になりました。
暦の上では2月4日に立春を迎えていますから、春雷と呼ぶのでしょうか。
19日には雪が雨に変わる雨水がやって来ます。
毎年、毎年繰り返していることですが、年を重ねるごとに暑さが特に厳しく、そして冬の寒さを感じるだけで涼しさを楽しむことが減りました。
この時期に寒さに耐えて咲く梅が好きですが、観梅の時間もなくいつの間にか桜になっていきます。
庭の土や石の下には暖かくなるのを待っている虫もいると思います。
隠れている場所に冷たい雪や雨がしみこんでくれば、虫は冬を越すことができずに命が絶えます。
冬が来る前にどこに身を隠すのがいいか、虫は考えるよりも感じて選択しているのでしょう。
人間は急に寒くなってから、慌てて灯油を買いに走ったり、冬物の服を出したり・・・。
それだけ命が絶えるところから距離があるということだと思います。
春雷は人間や虫に何を教えてくれていたのか、年々上がる地球の温度、そんな中でも春雷は何かを発していたんだと考えています。
目には見えない逆らうことのできない大きな力、それを神と呼ぶのかも知れませんが、その使いの役割を考えています。
Posted by いとう茂 at 23:27│Comments(0)