2024年02月21日

順調ですが

日曜日の夜は読書の日と決めてから、欠かさず読書をしています。
短い時で4時間、長い時は朝方まで7時間程度になります。
およそ半年になりますが、欠かさずに継続できているということは、習慣になったと感じています。
そんな中でも、安岡正篤の本は、表現も難しく単語も知らないものがあり、読むのに時間がかかります。
2行ほど読んで・・・どんな意味?
また戻って読み返す作業の連続です。
本棚にはまだ10冊ほど安岡正篤の本がありますので、全部読むのにはかなりの時間を要しそうです。
他にも、「こうあらねばならない」調の頑固おやじの中野孝次も苦労しそうですが、この人が犬のことを書くと、目尻が下がった文章になるから不思議です。
「ハラスのいた日々」なんかは、もらい泣きしそうな表現でした。
「清貧の思想」と同じ作者かと考えてしまいます。
硬い本2冊と柔らかい本1冊がコンビで読んでいますので、息がつまってきたら逃げ場があります。
この年になって読書、自分で自分の守りをする手段ですが、他に趣味はなかったのか・・・。
これも自分のこれまでの生き様の結果です。
ただ「読む」作業は順調でも「記憶」という作業はそうでもなく、非常に歩留まりが悪いのが現実です。
しかし、これはこれで自分の老いを実感する手段として貴重なものかもしれないと感じています。
教養というものではなく「認知症予防」と言った側面が強い読書ですが、活字とともに老いていけるのなら良しとしたいと考えています。

Posted by いとう茂 at 17:02│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。