2024年02月25日

お遍路は忘れたころにやって来る①

昨年から歩き遍路を始めた夫婦のご主人が久しぶりに顔を見せてくれました。
「ご無沙汰しています、お元気でしたか」
「おかげさんで夫婦共々元気です」
「歩いてはりますか」
「はい少し間が開きましたが、27番の神峰寺からになります、前回は室戸を過ぎたあたりで足を痛めまして、休み休みで歩いて26番の金剛頂寺まではお参りがすんだのですが、27番は無理だと判断して奈半利から帰ってきました」
「そうですか、でも室戸が終わってよかったですね。ずっと左手に太平洋を見て2日ちょっとは飽きてきますからね」
「歩いても歩いても室戸岬に着きませんので、気持ちが折れそうでしたわ」
「歩いた人にしか分からない感想ですね、23番の薬王寺から24番の最御崎寺までは車だと1時間余り、それを歩くと2日以上ですからね」
「ほんまですわ」
「次回はいつになりますか」
「今、考えているのは4月の末のゴールデンウィークが始まるまでには、こちらに帰ってきたいので4月の中頃から1週間ほどで行程を考えています」
「1週間か、いいですね。高速バスの利用ですか」
「そのつもりです」
「コロナでどうなっているか分かりませんが、私が行っていた頃は京都から夜行の高速バスで高知まで、高知には朝の6時に到着でしたわ」
「今もたぶんあると思います、それで高知から奈半利までJRとくろしお鉄道で戻って27番を目指すのですが、高知駅に余分な荷物を置いていこうか考えているんですが、どうでしょう」
「高知駅に荷物を置くと30番の善楽寺が終わった後にとりに行くことになりますね、奈半利から善楽寺までは3日程度かかりますよ、着替えもいりますから余分な荷物が増えませんか」
「そうなんです、伊藤さんいい知恵はありますか」

Posted by いとう茂 at 17:48│Comments(0)
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