2012年06月22日
6月議会 一般質問④
6月議会で行った質問と回答の続きです。
今回で、質問と回答のすべてが終わります。
詳しくは、大津市議会インターネット中継の
録画をご覧ください。
質問
大石学区への自治振興費等の支出にあたり、
裁判の判決がまだ出ない段階で、今年度の自治振興費の
支出を見送ろうとされた理由について伺います。
回答
大石学区への過年度の支出に対し、住民訴訟が提起され、
現時点でも、大津地方裁判所で継続中であることなどに
鑑み、補助金の支出を一旦見合わすこととしたものですが、
再度、補助金の在り方を検討のうえ、支出する結論に至った。
質問
振興費の支出を取りやめようという判断は、
当該学区の市民生活への貢献度の評価が
低いのではないかとも考えられますが、
当該学区に対して大津市はどのような
評価をされているのか、振興費の支出がなかった場合、
どのような形で当該学区に対応されようとしていたのか伺います。
回答
当該3学区のみなさんには、嫌悪施設と言われる、ゴミ焼却場、
最終処理場を受け入れていただき、そのおかげで34万市民の
ゴミ処理行政が円滑に進められていることに心から大変感謝している。
自治振興費については、裁判で争われていることから、その支出を
一旦見合わせようとしたが、当初より、一審判決後は、判決内容を
考慮して支出予定だった。
質問
真野大野地区の産業廃棄物の処理について、
大津市内ですべてを処理することはできないと聞いているが、
どれくらいの自治体住民の理解、協力が必要なのかお尋ねします。
回答
県内で処理できる業者がなく、全国で特別管理産業廃棄物を
一括で処理できる、豊富な実績を持つ大手の中間処理業者を
選定する予定です。
受け入れ拒否について、過去に当該事案以上の規模の
特別管理産業廃棄物を何回も処理している、実績のある
大手の中間処理業者を選定する予定ですので、議員お述べの
反対運動はないものと考えている。
再質問
処理業者及び処理施設の受け入れ態勢については事前に
担当課からお聞きしていましたが、そこまでの運搬経路の
沿道住民に対する配慮についてお尋ねをしております。
処理工場まで延べいくつの都道府県を通り、何台くらいの
車で運搬されるのか、沿道住民への事前の告知等の
対応を改めて伺います。
回答
沿道住民もさることながら、まず処理をきちっとする説明は、
地元住民の方、また沿道幹線の方に対して説明を
していかなければならないと思っている。ただし、台数、
処理、運搬の方法については、今後、選定業者との中で・・・
ただ、ドラム缶総数としては600本ということになります。
大型のトラック、密閉トラックで運送するということになります。
また、各相手の自治体との協議も残っている。
そんな中で、細かく実施方法について協議をさせて
いただきたいと思っている。
再々質問
真野大野のドラム缶処理については約1億円の予算が
計上でしたが、その積算として、当然、トラックが何台いるのか、
どこまで運ぶのか等も含まれた中での予算計上ではないのか、
具体的に、例えば北海道まで運ぶとか、九州まで運ぶとか
そういうこともうかがいます。
回答
運搬に関しては、600本で台数自体仕分け等により大まかな
運送費は1本あたりの費用で600万円ほどの予算を計上
している、この中で業者を選定するに当たり、細かく最低何台というのは
決まってくると思うので決まり次第報告します。
再再々質問
私が聞きたかったのは、どこまで運ぶのかで、1本あたりの単価も
教えていただきありがとうございました。
日本中のどこまで処理をしに行くのか、どこまで持っていくのですかということを
聞いていて、その間の沿道の住民に対する告知は先ほど、
おっしゃいましたけれど、すべてされるのか分かりませんが、そのことは
結構ですので、どこまで持って行って処理をするのか
具体的にお聞きしていますのでお願いします。
回答
600本ですのでトラック30台くらいを予定しています。
対象の処理施設が全国に6か所、一応大手と言われている、
安全に処理していただけるところが6か所あります。
その場所は、岡山、北九州、いわき、旭川でございます。
その中で、別々に処理をしていただけるところを選定します。
質問
東日本大震災にガレキ受け入れについて、
関西広域連合なり、今後、大津市独自で定めた
安全基準を試験燃焼実験でクリアした
木材片を中心にした、ガレキの受け入れについて、
大津市は同じ国の中の自治体として、それも中核市として、
さらには同じ国の住民として人道的立場も含めて、
どうお考えなのか伺います。
回答
今回の震災に伴う被災者の皆様のことを思いますと
できる限りの支援、協力はしていきたいと考えている。
これまでも本市は、地震発生時の救援物資や
職員派遣に努めており、現在も石巻市への
職員派遣を行っている。
東日本大震災の災害廃棄物の広域処理については、
昨年8月に国のガイドラインが示され、さらに、今年3月に
関西広域連合からの東日本大震災の災害廃棄物処理に
関する考え方が示されています。
本市の受け入れについては、処理工程、作業員、環境影響等、
様々な観点から、災害廃棄物を処理することの安全性を
判断していく必要があり、市民の暮らしや環境を守るため
慎重に検討すべきであることから、現時点では判断に至っていない。
質問
安全基準以下のガレキについて風評被害への
大津市の態度と考え方について伺います。
回答
安全基準以下のガレキについて、風評被害への大津市の
態度と考え方について、国や関西広域連合から示された
基準が大きく異なるなど、安全基準そのものが確定
していないため、現時点では、放射能に対して心配や
不安をお持ちの市民の皆様にご理解いただくことは
困難であると考えている。
再質問
安全基準のことですが、関西広域連合とは別に大津市
独自の基準を作ることは考えられるか
回答
安全基準については、関西広域連合、国の基準、
さらには、焼却灰を持っていくフェニックスの基準
を含めて大津市として検討していきたい。
今回で、質問と回答のすべてが終わります。
詳しくは、大津市議会インターネット中継の
録画をご覧ください。
質問
大石学区への自治振興費等の支出にあたり、
裁判の判決がまだ出ない段階で、今年度の自治振興費の
支出を見送ろうとされた理由について伺います。
回答
大石学区への過年度の支出に対し、住民訴訟が提起され、
現時点でも、大津地方裁判所で継続中であることなどに
鑑み、補助金の支出を一旦見合わすこととしたものですが、
再度、補助金の在り方を検討のうえ、支出する結論に至った。
質問
振興費の支出を取りやめようという判断は、
当該学区の市民生活への貢献度の評価が
低いのではないかとも考えられますが、
当該学区に対して大津市はどのような
評価をされているのか、振興費の支出がなかった場合、
どのような形で当該学区に対応されようとしていたのか伺います。
回答
当該3学区のみなさんには、嫌悪施設と言われる、ゴミ焼却場、
最終処理場を受け入れていただき、そのおかげで34万市民の
ゴミ処理行政が円滑に進められていることに心から大変感謝している。
自治振興費については、裁判で争われていることから、その支出を
一旦見合わせようとしたが、当初より、一審判決後は、判決内容を
考慮して支出予定だった。
質問
真野大野地区の産業廃棄物の処理について、
大津市内ですべてを処理することはできないと聞いているが、
どれくらいの自治体住民の理解、協力が必要なのかお尋ねします。
回答
県内で処理できる業者がなく、全国で特別管理産業廃棄物を
一括で処理できる、豊富な実績を持つ大手の中間処理業者を
選定する予定です。
受け入れ拒否について、過去に当該事案以上の規模の
特別管理産業廃棄物を何回も処理している、実績のある
大手の中間処理業者を選定する予定ですので、議員お述べの
反対運動はないものと考えている。
再質問
処理業者及び処理施設の受け入れ態勢については事前に
担当課からお聞きしていましたが、そこまでの運搬経路の
沿道住民に対する配慮についてお尋ねをしております。
処理工場まで延べいくつの都道府県を通り、何台くらいの
車で運搬されるのか、沿道住民への事前の告知等の
対応を改めて伺います。
回答
沿道住民もさることながら、まず処理をきちっとする説明は、
地元住民の方、また沿道幹線の方に対して説明を
していかなければならないと思っている。ただし、台数、
処理、運搬の方法については、今後、選定業者との中で・・・
ただ、ドラム缶総数としては600本ということになります。
大型のトラック、密閉トラックで運送するということになります。
また、各相手の自治体との協議も残っている。
そんな中で、細かく実施方法について協議をさせて
いただきたいと思っている。
再々質問
真野大野のドラム缶処理については約1億円の予算が
計上でしたが、その積算として、当然、トラックが何台いるのか、
どこまで運ぶのか等も含まれた中での予算計上ではないのか、
具体的に、例えば北海道まで運ぶとか、九州まで運ぶとか
そういうこともうかがいます。
回答
運搬に関しては、600本で台数自体仕分け等により大まかな
運送費は1本あたりの費用で600万円ほどの予算を計上
している、この中で業者を選定するに当たり、細かく最低何台というのは
決まってくると思うので決まり次第報告します。
再再々質問
私が聞きたかったのは、どこまで運ぶのかで、1本あたりの単価も
教えていただきありがとうございました。
日本中のどこまで処理をしに行くのか、どこまで持っていくのですかということを
聞いていて、その間の沿道の住民に対する告知は先ほど、
おっしゃいましたけれど、すべてされるのか分かりませんが、そのことは
結構ですので、どこまで持って行って処理をするのか
具体的にお聞きしていますのでお願いします。
回答
600本ですのでトラック30台くらいを予定しています。
対象の処理施設が全国に6か所、一応大手と言われている、
安全に処理していただけるところが6か所あります。
その場所は、岡山、北九州、いわき、旭川でございます。
その中で、別々に処理をしていただけるところを選定します。
質問
東日本大震災にガレキ受け入れについて、
関西広域連合なり、今後、大津市独自で定めた
安全基準を試験燃焼実験でクリアした
木材片を中心にした、ガレキの受け入れについて、
大津市は同じ国の中の自治体として、それも中核市として、
さらには同じ国の住民として人道的立場も含めて、
どうお考えなのか伺います。
回答
今回の震災に伴う被災者の皆様のことを思いますと
できる限りの支援、協力はしていきたいと考えている。
これまでも本市は、地震発生時の救援物資や
職員派遣に努めており、現在も石巻市への
職員派遣を行っている。
東日本大震災の災害廃棄物の広域処理については、
昨年8月に国のガイドラインが示され、さらに、今年3月に
関西広域連合からの東日本大震災の災害廃棄物処理に
関する考え方が示されています。
本市の受け入れについては、処理工程、作業員、環境影響等、
様々な観点から、災害廃棄物を処理することの安全性を
判断していく必要があり、市民の暮らしや環境を守るため
慎重に検討すべきであることから、現時点では判断に至っていない。
質問
安全基準以下のガレキについて風評被害への
大津市の態度と考え方について伺います。
回答
安全基準以下のガレキについて、風評被害への大津市の
態度と考え方について、国や関西広域連合から示された
基準が大きく異なるなど、安全基準そのものが確定
していないため、現時点では、放射能に対して心配や
不安をお持ちの市民の皆様にご理解いただくことは
困難であると考えている。
再質問
安全基準のことですが、関西広域連合とは別に大津市
独自の基準を作ることは考えられるか
回答
安全基準については、関西広域連合、国の基準、
さらには、焼却灰を持っていくフェニックスの基準
を含めて大津市として検討していきたい。
Posted by いとう茂 at 12:15│Comments(0)