2012年07月29日

出会い

日本の教育界の先駆者の森信三さんは、
人間は会うべき人に必ず会える、
それも遅すぎもせず、早すぎもせず
そう言いました。

今いる周囲の人が会うべき人だと言いたかったのでしょうか。
それとも、これから本当に会うべき人に出会えると
言いたかったのでしょうか。

婚活という言葉がありますが、結婚願望の人にとって
この言葉の解釈は重要でしょう。

手近なところで伴侶を探すか、希望をもって時期が来るのを
待ち続けるか、選択に迷うところでしょう。

平均寿命は男で79,44歳、あと21年と少しです。

この年から、人生の友人に出会えるのでしょうか。
いまいる親しい、かけがえのない友人以上の
存在に代わる友人ができるとは思えません。
保守的と思われてもいい。

森信三さんの言葉は、今を大切に、今の縁を大切に
そう言っていると私は解釈したいと思います。
そして、新しいご縁ができたら、それはそれで
大切にしょうと思う。
物事のほとんどが積み重ねであるように、
人間関係も積み重ねです。

せっせと積み重ねた人間関係が
たった一言で崩れることもあります。

口から出た言葉は取り返しがつかないし、
自らの行動の結果も元には戻らない。

時間の流れの中で起きたことは二度と戻ってこない。

だからこそ、今を大切に、しっかり生きようと思う
のだが、何度失敗しただろう。

これから出会うであろう未見の人が
どんな人か知る由もないが、
今いただいているご縁を大切に積み上げることが、
良き出会いにつながればと願うばかりだが、
こればかりは・・・・・。


Posted by いとう茂 at 12:11│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。