2014年10月23日

視察二日目

昨日は京都駅を9時前に出て、下関まで移動です。
そこからバスで下関市民病院に視察に行きました。
ここは2012年に独立行政法人に病院の経営形態を
移行して3年余り、着実に収益面で改善が見られます。

大津市は市民病院を抱えていますが、大津市から持ち出しが
あり、経済改善に向けて方策の検討をしています。
市民病院も独立行法人の方向も視野に入れて検討しているので
総務常任委員会の所管業務で今回の視察になりました。

独立行政法人とは読んで字のごとく独立した組織ということで
直接予算や決算の審査で議員の手からは少し遠いところに行く
感じで、特別会計の枠からは出てしまいます。

職員はまだ出向という形で残っていますが、いずれはこの病院の
専属職員だけになります。
つまり地方公務員という身分が無くなります。
自分たちで稼ぐという気持ちが病院の花壇の手入れや
朝夕の挨拶も自発的に声も大きく出来るようになり、
地域の市民からも病院が変わったという声もよく聞かれる
ということでした。      

いいことばかりではないようですが効率化が進んでいることは
説明を聞いていてよくわかりました。

ただ、人の世で人が行う事業ですから、人間関係だけは
良好であって欲しいと思いました。
医は仁術、何もかも合理的、効率的と割り切らず血の通った経営を
心がけていただきたいと思います。

大津の市民病院もいずれはこうした流れになるように思いますが、
市民の病院ということを忘れないで医療技術の維持と
患者さんに気配り心配りを忘れず収益の増加を
目指していただきたいと思います。

これから北九州の消防局と八幡市民病院の
救急ワークステーションの視察に行ってきます。
命を救うには一刻も早い通報と対応、病院の受け入れが
必要ですし、救急車の中での処置も大切なことです。
こうした消防局と病院の連携が命を救うカギになります。

南北に細長い大津市ですから、救急の果たす役割は
大きなものがありますし運び込まれた患者に迅速な処置は
命の存続にかかわることです。
34万市民の命を守るために少しでもよいと思うことは
普段から備えておかなければなりません。

議会としても目に見えない部分の予算確保で目に見える命が
守れるよう働きかけていきたいと思います。

で、みなさん祈ってください、新しい命が産まれます。
僕の大好きな洋子さんの孫が生まれるんです。。
洋子さんは僕が修学旅行に行った時のバスガイドさんです。
それ以来のお付き合いですが、もう30年逢っていません。

多くの人が捨ててしまった思い出というカードかもしれません。
セピア色した思い出を自分では大切にしてきたつもりです、
捨てずに心のひだの下にそっとしまって生きてきました。
人と人の出会いは不思議なものです、会者定離、離の時間
ばかりが流れてしまい、会の時間は遠い彼方です。

すっかりご無沙汰ですが、電話の声も年を取りましたが
それはお互い様です。
そんな洋子さんの娘が出産します。

今月18日の予定日が少し遅れています。
でも、きっと洋子さんの孫だから陽気で元気な孫だよ。
いつかどこかで、生きてるうちに逢えたら・・・・・。

洋子の娘、元気な子どもを産みなさい!

皆さんも新しい命の誕生を応援してください。


  
Posted by いとう茂 at 07:57Comments(0)