2016年04月11日

入園式

今日は膳所幼稚園の入園式でした。
37名の園児が名前を呼ばれて元気に返事をしていました。
おめでとうとこちらが言うと、バラバラとありがとうの言葉が
返ってきます、これが卒園の時には一斉にありがとうに
変わりますので子どもの成長が分かります。
さらに、入園の時は親が横に座っていますが卒園時は
子どもが一人で座り保護者は後ろに座ります。

今は親が横にいないと泣き出す子どもや歩き回る子どもが
大勢いますが2年間で式の間じっと座っていられるようになり、
集団生活で様々な事を学び小学校に入学していきます。
三つ子の魂百まで、そんなことわざがありますが幼年期に
身についた習慣やルールは一生消えることがないのかもしれません。

緑のお爺さんも新学期二日目でしたが、黄色い帽子をかぶった1年生が、
上級生に手をひかれたり左右についてもらって登校していきました、
1か月前までは親に手を引かれて通園でしたが、今日からは真新しい
ランドセルを背負って通学です。
これから暑くなると汗をいっぱいかきながら下校しますが、大きいランドセルが
亀の甲羅のようで、よたよたした姿が面白くもありかわいそうにも思えます。

幼稚園の入園者は37名、ほかに保育園にも多くの子どもが入園していますが、
少子化の傾向は変わりません、将来予測では労働力の不足、税収の不足等
国の礎に関わる問題が出てきますが、地域で子どもの数が減少することは
子どもの姿や声がしないということで、住民にとっては潤い、癒し、希望、活力、
そんなことの減少につながるように思います。
家の中をどんどん走り回り、階段を駆け上る音が外まで響く、兄弟げんかの
大きな声が聞こえなくなる、群れて遊ぶ子どもたちの歓声が聞こえなくなる、
時々、子どもの声を聞いてほっとしている自分に気づくこともあります。

春休みに孫と友だち3人が我が家に3泊4日で遊びに来ました、男の子ばかりで
さぞ、走り回って騒がしいと思っていたのですが、騒ぐよりゲーム、みんなゲームに
熱中し静かなものでした、こちらも国の礎になる宝物です、この子たちが成長した
時に日本はどうなっているのでしょう、そんなことを私が心配しても仕方がないの
ですが、幼稚園児の胸にある希望が現実となるような社会を作るのが
我々現役世代の役目、子どもだけでなく我々も今を生き未来に生きます。
大人も子供も、まず夢を作れ語れる社会が続くことが今の願いです。

  
Posted by いとう茂 at 13:59Comments(0)