2016年04月25日
揺るぎない
躑躅、皐月、牡丹,ツツジ、サツキ、ボタン読むことはできても漢字で書くとなると
ボタンは書けてもあと二つが・・・・・・。
漢字のテストをしょうということではありません。
今朝、緑のお爺さんに出かける時に庭を通って花が咲いているのに
気がつきました。
ボタンは3・4年前に議会の控室にお婆さんが売りに来たのを買いました。
昨年から花を咲かせてくれていますが、お婆さんが買ってほしかったのは
違うボタンで確か黄色い花だと言っていた記憶があります。
珍しい色だと思ったのですが値段が4倍くらい違いましたので、諦めて
今のものにしました。
ツツジとサツキは庭に10株以上ありますが、毎年剪定の時期が遅れて
花芽がついているのを刈り込んだりして、なかなか一面に花が付きません。
私が子どものころからツツジやサツキは植えられています、樹木の寿命が
どれくらいか分かりませんが、子どものころからずっと同じ背の高さのように
思います。
それでも、時期が来れば花を咲かせて存在を知らせています。
人間は動き回って仕事をしたり用事を済ませますが、植物は植えられた場所で
根を張り養分を吸って自分の仕事をしています。
風や雨にも強い日差しにも迎合せず、自分のスタンスを貫いている姿を
見ていると何か考えさせられるものがあります。
植物に足があって逃げることができれば、日当たりが良くて水があり
人に踏まれないところに移動をするのでしょうか。
花が咲き虫が寄ってきて蜜を吸っても、来るもの拒まず、去るもの追わず、
ありのままを受け入れる。
自分にこんなことができるか、不便だという理由で携帯を持ち、乗り遅れまいと
ラインやメール、ツイッターにフェイスブック、携帯によらず自分で自分を
窮屈にして首を絞めている。
タンポポの綿毛が風に舞っています、どこに飛んでいくのか何の感情もなく
風任せ、それでもどこかで根付いて花をつけて生きていくのでしょう。
人間万事塞翁が馬、それに比べて自分は考えても詮無きこと、取越し苦労のなんと
多いことでしょう。
人生50年が80年と言われ、それなりに年を重ねて様々な経験を積んできても、
何気ない一言や、突然の出来事に揺らいでしまいます。
ちっとも背の高くならないツツジやサツキ、耐震工事をしていなくても
強い地震が来て地面が崩壊しない限り倒れることは少ない気がします。
風が吹けば枝を揺らしてやり過ごし、もっと強い風や雪にも枝をしならせ
じっと耐えてやり過ごす。
揺るぎないものは不動の鋼のような硬いものではなく、しなやかで手折れば
たやすく折れてしまう柔らかい枝や幹のようなものかもしれません。
柔らかく、か細く、脆いものだから、弱さを知っているから揺るぎない姿を
維持できるとは考えられないでしょうか。
ボタンは書けてもあと二つが・・・・・・。
漢字のテストをしょうということではありません。
今朝、緑のお爺さんに出かける時に庭を通って花が咲いているのに
気がつきました。
ボタンは3・4年前に議会の控室にお婆さんが売りに来たのを買いました。
昨年から花を咲かせてくれていますが、お婆さんが買ってほしかったのは
違うボタンで確か黄色い花だと言っていた記憶があります。
珍しい色だと思ったのですが値段が4倍くらい違いましたので、諦めて
今のものにしました。
ツツジとサツキは庭に10株以上ありますが、毎年剪定の時期が遅れて
花芽がついているのを刈り込んだりして、なかなか一面に花が付きません。
私が子どものころからツツジやサツキは植えられています、樹木の寿命が
どれくらいか分かりませんが、子どものころからずっと同じ背の高さのように
思います。
それでも、時期が来れば花を咲かせて存在を知らせています。
人間は動き回って仕事をしたり用事を済ませますが、植物は植えられた場所で
根を張り養分を吸って自分の仕事をしています。
風や雨にも強い日差しにも迎合せず、自分のスタンスを貫いている姿を
見ていると何か考えさせられるものがあります。
植物に足があって逃げることができれば、日当たりが良くて水があり
人に踏まれないところに移動をするのでしょうか。
花が咲き虫が寄ってきて蜜を吸っても、来るもの拒まず、去るもの追わず、
ありのままを受け入れる。
自分にこんなことができるか、不便だという理由で携帯を持ち、乗り遅れまいと
ラインやメール、ツイッターにフェイスブック、携帯によらず自分で自分を
窮屈にして首を絞めている。
タンポポの綿毛が風に舞っています、どこに飛んでいくのか何の感情もなく
風任せ、それでもどこかで根付いて花をつけて生きていくのでしょう。
人間万事塞翁が馬、それに比べて自分は考えても詮無きこと、取越し苦労のなんと
多いことでしょう。
人生50年が80年と言われ、それなりに年を重ねて様々な経験を積んできても、
何気ない一言や、突然の出来事に揺らいでしまいます。
ちっとも背の高くならないツツジやサツキ、耐震工事をしていなくても
強い地震が来て地面が崩壊しない限り倒れることは少ない気がします。
風が吹けば枝を揺らしてやり過ごし、もっと強い風や雪にも枝をしならせ
じっと耐えてやり過ごす。
揺るぎないものは不動の鋼のような硬いものではなく、しなやかで手折れば
たやすく折れてしまう柔らかい枝や幹のようなものかもしれません。
柔らかく、か細く、脆いものだから、弱さを知っているから揺るぎない姿を
維持できるとは考えられないでしょうか。
Posted by いとう茂 at
13:18
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