2023年12月02日

曲の復活

石鹿太鼓の始まりは平成3年10月でしたから、今年で丸32年になります。
商店街の若手と小学校の先生で発足しましたが、
チャーターメンバーは私一人になりました。
現在のメンバーは13名、そのうち30年近く一緒に演奏してきたメンバーが
3名いますが、残りは半分以下のキャリアでレパートリーを全曲は演奏できません。
5名いないと演奏できない曲があります、
これを大学生が復活させたいと言い出し、今月から再練習に入ります。
演奏会でも10年近く叩いていませんので、忘れている部分も多くあり、
完全復活までには時間がかかりそうですし、
初めてこの曲にチャレンジするメンバーもいます。
この曲を全員で演奏しようとは考えていません。
6・7名のメンバーを選んで、さらにふるいにかけて5名でもいいかと考えています。
レパートリーの中でも一番難しい曲で、太鼓によってそれぞれ叩くリズムが違います。
上手く揃えばきれいに聞こえるのですが、誰かが遅れたりするとばらばらになって、
ただの騒音か雑音になります。
私のパートは大太鼓ですが、もう一人大太鼓のパートがいて、
それぞれが違うリズムの演奏になります。
この前DVDを見ましたが・・・・ほぼ忘れていました。
この年になると忘れてしまったものを思い出すのは、かなりの苦行です。
絶対音感があれば、1回聞けば叩けるのでしょうが、
音感鈍感人間にとって復活に向けて必要な物は、
DVDを飽きるほど見て思い出すことだけです。駆け足の早いウサギさんなら昼寝をしても、
何とかなるかも知れませんが、ノロノロのカメさんが昼寝をすれば致命傷になります。
負けん気がどこまで出せるか、自分との勝負が始まります。
  
Posted by いとう茂 at 23:25Comments(0)