2014年05月27日

控室の本より⑱

新井正明さんの本の続きです。
新井さんの紹介をしますと、背表紙の受け売りですが・・・・。
大正元年12月群馬県に生まれる。
昭和12年東京大学法学部法律学科卒業。同年住友生命入社。
同25年取締役、同38年専務、同41年社長。
同54年会長、同61年名誉会長に就任。
長年、安岡正篤氏に師事し、現在、関西師友協会会長も務める。

山下 結局、褒められるというのは人間をも変えることができるんですね。

新井 そうですね。だから経営者は時に応じて褒めてやり、
    能力を引き出してやらないといけませんね。

山下 安岡正篤先生が、百人いたら人相が百ある、
    全部性格が違うのだからとおっしゃっていたが、
    その人に合うような育て方をしてあげたらいいと思う。
    城の石垣にしてもいろんな形と大きさがあって
    盤石さを保っているのですからね。

新井 しかし、その島秋人氏のお話は今日の
    「天に星 地に花 人に愛」という言葉を
    そのまま象徴するようなお話ですね。
    この言葉が誰の言葉か知りませんが、私は花と言えば、
    病院生活をしていた時に、見舞いに花を貰って、
    ものすごく生きている喜びを感じました。
    そして隻脚ながら今日まで元気に生かされているのはやはり、
    たくさんの人のおかげだということを実感しています。

山下 ええ。島死刑囚だって、短期間にあれだけ成長して
    立派な作品集を仕上げ、歌人と言われるほどになった。
    逆に言えば、初めから愛情を注がれていたら、
    どんな立派な人になっていたかということも思います。
    一つの愛がいかに人の心に灯をともすか、生きる希望を与えていくか。
    そのことを島死刑囚の人生は私たちに教えてくれていると思うのです。
    と同時に、心が感動するということですね。
    天の星 地の花 人の愛にも感動できなければ、
    その人の人生は寂しい限りです。
    結局は環境がいいとか悪いとかじゃなく、生きていることに
    ありがたみを感じること、
    それが、一番大切なことではないかという気がするのです。 

昼前から会議に出てきました。
2時から政策検討会議が開催されます。
今年度、5足のわらじの一つで防災対策推進条例の策定をしています。
10名の委員が議論を深めより良い条例づくりに努力しています。
12月の策定に向け1か月に1・2回の会合があります。

昨日は議運のあと2時30分から勉強会があり議案の説明を受けました。
一方的に説明を聞くだけでなく質問もありますので思ったより
時間がかかり、その後も用事がありましたので7時を回りました。
予定では一般質問の作成に取り掛かるつもりでしたが1日延期で
今日からになります、思うようにいかないのがこの世で不測の事態が
起こらないことを願うばかりです。

5月ももうわずかになりました、6月も通常会議が20日までありますので
時間に追われそうな気がします、たまにはてきぱきと用事を済ませて
時間を追ってみたいと思うのですが、凡人には至難の業のようです。

Posted by いとう茂 at 13:38│Comments(0)
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