2017年03月19日
失せ物発見
還暦のお祝いにいただいた万歩計、四国遍路をしている
ような感覚で、今歩いている位置が表示されます。
3巡目の40番観自在寺から41番龍光寺の間を歩いていて、
41番までは、あと45キロあります。
日ごろ、車が多いので運動不足の解消のために歩いてください、
そんな思いか、地に足を着けてしっかり生きてください、そんな
戒めかもしれませんが、本意はわかりません・・・・・。
40番と言えば徳島から始まる1番の霊山寺の反対側、愛媛に入った
最初の札所です。
海の向こうは九州になります、1日3キロ、4キロの積み重ねが
3巡目になっているわけですが、11日のびわ湖開きの後、
万歩計がどこかに行ってしまいました。
どこで落としたのだろう、その日は夜に火まつりがありましたので、
1日出かけていました。
朝、起きてからの自分の行動を思い出し、落としたのなら火まつりの
会場しかないという結論に達しました。
でも、どうしても納得がいきません、右ポケットに入れているのですが、
太鼓を運ぶ時も、演奏するときも入っている感覚がありませんでした。
では、びわ湖開きの式典の時は・・・・・・・、スーツのポケットに
出かけるときに入れた覚えがあります、で、スーツのポケットは・・・・・
ありません。
この段階では落としたというのではなく一旦家に帰って着替えるときに
ポケットから出したというのが正解だと思っていました。
火まつりは黒のチノパン、もちろんそのポケットに入っていません、
ここで、落としたのかもしれないという感覚になりました。
万歩計がないまま1週間、不便さはないのですが物足りなさが強く、
時々思い出して、どこに落としたのだろう・・・・・・。
そして、何度も11日の行動を思い返して、見落としていたことに
気づきました、黒のチノパンは太鼓の演奏用のもので、チノパンに
決める前に、もう1本黒のズボンをはいていたことを思い出しました。
夜の演奏で風もあるだろうから暖かい方にしょうと、ズボンを
履き替えていたのです、もしかすると・・・・・・あちらのズボンに
ついていないか、この時点で夜中の2時は回っていたと思いますので、
意識もうろう、半分以上夢の中状態でした。
ですから、翌朝は気が付かず思い出したのは昨日の午後でした、
祈るような気持ちでズボンを見ると右ポケットにフックが見えました。
念ずれば通ず・・・・・・ただの勘違いですが・・・・・・・・。
この万歩計と再び四国遍路が始まりました、城山三郎さんの言葉に、
「静かに行く者は 健やかに行く健やかに行く者は遠くまで行く」。
どこまで行ってもぐるぐる四国の中ですが、繰り返しの大切さも
最近分かるようになってきました、人間は同じことを繰り返していると
飽きてきたり、気を抜いたりして集中力が低下しますが、同じことを
繰り返してできる、そのことの中にも幸せを見つけることはできますし、
そうできる自分は幸せなのだと思うこともあります。
ような感覚で、今歩いている位置が表示されます。
3巡目の40番観自在寺から41番龍光寺の間を歩いていて、
41番までは、あと45キロあります。
日ごろ、車が多いので運動不足の解消のために歩いてください、
そんな思いか、地に足を着けてしっかり生きてください、そんな
戒めかもしれませんが、本意はわかりません・・・・・。
40番と言えば徳島から始まる1番の霊山寺の反対側、愛媛に入った
最初の札所です。
海の向こうは九州になります、1日3キロ、4キロの積み重ねが
3巡目になっているわけですが、11日のびわ湖開きの後、
万歩計がどこかに行ってしまいました。
どこで落としたのだろう、その日は夜に火まつりがありましたので、
1日出かけていました。
朝、起きてからの自分の行動を思い出し、落としたのなら火まつりの
会場しかないという結論に達しました。
でも、どうしても納得がいきません、右ポケットに入れているのですが、
太鼓を運ぶ時も、演奏するときも入っている感覚がありませんでした。
では、びわ湖開きの式典の時は・・・・・・・、スーツのポケットに
出かけるときに入れた覚えがあります、で、スーツのポケットは・・・・・
ありません。
この段階では落としたというのではなく一旦家に帰って着替えるときに
ポケットから出したというのが正解だと思っていました。
火まつりは黒のチノパン、もちろんそのポケットに入っていません、
ここで、落としたのかもしれないという感覚になりました。
万歩計がないまま1週間、不便さはないのですが物足りなさが強く、
時々思い出して、どこに落としたのだろう・・・・・・。
そして、何度も11日の行動を思い返して、見落としていたことに
気づきました、黒のチノパンは太鼓の演奏用のもので、チノパンに
決める前に、もう1本黒のズボンをはいていたことを思い出しました。
夜の演奏で風もあるだろうから暖かい方にしょうと、ズボンを
履き替えていたのです、もしかすると・・・・・・あちらのズボンに
ついていないか、この時点で夜中の2時は回っていたと思いますので、
意識もうろう、半分以上夢の中状態でした。
ですから、翌朝は気が付かず思い出したのは昨日の午後でした、
祈るような気持ちでズボンを見ると右ポケットにフックが見えました。
念ずれば通ず・・・・・・ただの勘違いですが・・・・・・・・。
この万歩計と再び四国遍路が始まりました、城山三郎さんの言葉に、
「静かに行く者は 健やかに行く健やかに行く者は遠くまで行く」。
どこまで行ってもぐるぐる四国の中ですが、繰り返しの大切さも
最近分かるようになってきました、人間は同じことを繰り返していると
飽きてきたり、気を抜いたりして集中力が低下しますが、同じことを
繰り返してできる、そのことの中にも幸せを見つけることはできますし、
そうできる自分は幸せなのだと思うこともあります。
Posted by いとう茂 at 11:08│Comments(0)