2017年05月19日

中体連

午前中は総合観光対策特別委員会が開催されました。
観光といえば産業観光部の所管ですが、特別委員会は
複数の部局にまたがる事案について調査研究するために
設置されます。
特別委員会の所管部局は産業観光部、市民部、そして
未来まちづくり部の3つです。

外国人観光客を含めて観光で各地を訪れるのは、
非日常体験を求めてのことが多いと思います。
美しい風景や珍しい食べ物、土産物を買うことも非日常
かもしれません。
しかし、定年後に臨む暮らし方の1位は現在とは違う場所で
暮らしたいです、こうした人の移住先の候補になるのが
空き家の利活用だと思います。
定年後は畑仕事をしたいと願う日との割合は高止まりですし、
各地の自治体では移住を条件に1か月程度までお試しで
空き家で暮らす制度の導入しています。

人口減少は避けられない状況ですし、社会増で人口を維持するのも
限界があります。
しかも、現在は社会増で人口が増加しているのは東京を中心とした
首都圏の一人勝ちではないでしょうか。
大学や就職先の選択肢が多いのが原因でしょうが、スローライフを
希望する年代層もあるのは事実です。
仮に100人に1人としても日本の人口なら126万人くらいになりますし、
近畿2府4県でも20万人になります。
そのうちの何人が大津市を選ぶかは疑問ですが、観光客に
こうした情報を伝えるのも意義があることだと思います。

空き家対策にも観光にもこうした視点を取り入れていただきたい、
特別委員会で質問したことです、一般質問でも取り上げようと
考えています。

昨日から前の陸上競技場で中体連が開かれています。
競技をする選手を応援する可愛い声が聞こえます、
憧れの競技場で走れる喜びはよく理解できます、順位もさることながら
自己ベストも大きな収穫ですし夏の大会への弾みになります。
人と競うのが競技かもしれませんが、自分の記録と競うことで
力が出る場合もあります。
悔いのない大会になることを願います。

Posted by いとう茂 at 14:00│Comments(0)
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