2017年07月17日

送別会

会者定離、会うは別れのはじめと言いますが、
太鼓の会に外国から参加しているメンバーが3名います、
アメリカから2名とスコットランドから1名、3人とも女性で
20代から30代前半の独身です。
その中で一番古い女性がこの7月の末で祖国に帰ることになり、
今日は、送別会を開催しました。

一番古いと言っても2年余りですが、異国の文化を吸収しょうと
懸命な姿にこちらも刺激を受けました、この程度でいいかなと
思う心にガツンと一撃を食らったような衝撃がありました。
日本語は堪能ですので会話には困りませんが、細かい部分の
意思疎通が少し図れないところもありましたが、それでも大方は
身振り手振りで伝わりました。
若さもありますが2年余りで4曲をマスターしてくれ準レギュラーという
ポジションだったと思います。

もし自分がアメリカに行って異文化の吸収にこれだけ前向きに
なれるかと考えると、本当に頭が下がります。
国民性もあるのか陽気で明るい性格でムードメーカー的な存在で
とちりも多かったのですが憎めないところがありました。
この29日のマザレまつりが彼女の最後の舞台になります。
1曲目は彼女をメインにして叩きます、目立つことが好きなのも
国民性でしょうか、リズムが速くなるかもしれませんが、彼女の
最後の舞台を見に来ていただければ幸いです。
浜大津港の前の広場で夕方に叩きますが持ち時間は
15分しかありません、思いの丈を太鼓にぶつけるには
短い時間ですが、それなりに燃焼できればと願います。

残る二人の外国人もいずれは帰っていきます、こうした変化は
分かりやすいのですが、知らず知らずの間に誰かがいなくなり、
誰かが増えている、時はじっとしていませんから、いずれ私も
時の彼方に追いやられる時が来ます。
淡く契って末まで遂げよ、その言葉の意味をしみじみ噛みしめる
機会を彼女が与えてくれたように思います。

Posted by いとう茂 at 22:20│Comments(0)
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