2020年03月05日

大津でもコロナウイルス

とうとう大津市でもコロナウイルスの患者が出たと
ニュースが流れてきました。
毎日多くの人と接している人が大半です、電車やバスで移動したり、
スーパーで買い物をしたり、仕事で広範囲を移動している人も
結構いると思います。
京都や大阪だから大丈夫、自分は大津から出ていないからと
言っても家族や知り合いが大津から出ていないということは
わかりませんし、大津以外から来た人と自分が接触したか
どうかもわかりません。

大津市で患者が出たというと、どこの地域かと詮索が始まり、
気の毒に、運が悪かったんだろうといった同情よりも、マスク
してなかったのか、移動手段や仕事先、仕事の内容、家族は
どうしている、感染は拡大していないのか・・・・・・。
まだまだあると思いますが、ほとんどの人が知らない情報を
知る権利があるといった口調で求める人がいるように思います。
正義感と言えるのかどうかはわかりません、感染した人も
好きで感染したわけではないと思いますし、もしかすると自分や
家族だったかもしれませんし、明日にもその可能性はあります。

これが日本の特定の地域だけで感染が広がり、その地域から
ほかの地域に感染が広がらないとすれば、気の毒という
感情も出てきて、国や自治体はしっかりサポートして根絶
させて欲しいと考える人が大半だと思います。
東日本大震災で福島原発が破壊され放射能汚染があった
地域から疎開した子どもたちが、疎開先でいじめられるという
事案が多発したニュースは記憶に新しいと思います。
当然疎開先に選ばれるくらいですから放射能も震災も大きな
被害が出ていない地域でしょう。
その地域の人たちの中には、震災被害を気の毒に思い義援金を
拠出した人もいます。
そうした義援金を出した人の中にも、福島から疎開してきた
子どもたちをいじめた人がいるかもしれません。

それが人間だといえばそうかもしれません、きれいごとを言って
るんじゃないよと批判があるかもしれません。
高杉晋作の言葉ですが「友の真を見るのは急、難、死」
大津市のウイルス感染者が私の友かどうかわかりませんが、
1日でも早い全快を祈ります。

Posted by いとう茂 at 21:47│Comments(0)
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