2020年05月01日

嫉妬と羨望

嫉妬と羨望似ていて非なるもの、そんな気がして
調べてみました。
日常生活ではあまり役に立つ場面がないかも知れませんが、
嫉妬とは
人の愛情が他に向けられるのを憎むこと。また、その気持ち。
特に、男女間の感情についていう。
やきもち。悋気(りんき)。 「 -心」 「夫の愛人に-する」

すぐれた者に対して抱くねたみの気持ち。
ねたみ。そねみ。 「友の才能に-をおぼえる」

そして羨望とは
うらやましく思うこと。 「友人の身の上を-する」 「 -の的」

内向きと外向き、あくまで個人的なイメージです。
嫉妬は前向きなエネルギーを奪い、羨望は前向きなエネルギーを
もらえる・・・・・これも個人的なイメージです。

羨望に似た言葉に憧れがありますが、
「憧れ」は「自分が理想としているものに心を奪われたり、
『そうなりたい』と思うこと」
「羨望」は「単に人の境遇や自分よりも優れているのを見て、
『そうなりたい』と思うこと」

ここまでは辞書からの引用です。
人と比較しないという人間はいないのかもしれません、比較して自分が
劣っているから嫉妬心が芽生えてしまう。
しかし、嫉妬は愛情の裏返しと言うか、愛情があるから執着が
あるから起きる現象でもあると思います。

コロナウイルスの影響で高校総体が中止になりました。
陸上で悔しい順位は2位、4位だと言います。
2位はもう少しで優勝できたのに、4位はもう少しでメダルだったのに、
そんな悔しさを表現したものだと思います。
表彰台で2位の人は1位の人に嫉妬しているかもしれません。
3位の人はメダルがとれた喜びに浸っているのかもしれません。
その3人を4位の人は嫉妬心で見るか、羨望の目で見るかで4位の人の
将来も変わってくるのでしょう。

Posted by いとう茂 at 21:17│Comments(0)
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