2021年01月23日

ダブル事業

年が明けて、年度末が近づいてきました。
えこーでも年度末までに二つの事業を仕上げないといけません、
と、言っても私の出番はほとんどなく、偏にえこーのスタッフに
負担とプレッシャーをかけている状態です。
一つは、赤い羽根のチャレンジ事業である「子の心親知らず
親の心子知らず」の冊子の作成事業で、ひきこもり、不登校の
家族にそれぞれの気持ちを書いてもらい、互いの理解を深める
ことと、それを冊子にして支援機関や各支所に配布し、一般市民に
ひきこもり、不登校への理解を深めてもらう事業です。

コロナの関係でスタートが遅れ、9月からのスタートになりました。
原稿の締め切りを1月31日にして、重いペンを持つ時間を
とったつもりですが・・・・・。
えこーに面談に来ている相談者には、事業の趣旨を説明して
直接手渡しましたが、そのほかのひきこもり、不登校の家族に
ついては、支援機関に頼らなくてはいけませんでしたので、保健所、
すこやか相談所、大津市社会福祉協議会、滋賀県社会福祉協議会、
滋賀県精神福祉保健センター等に対象者へ手渡してくれるように
お願いをしました。
その際に、どの支援機関からも言われたことは・・・・、どれだけ
配布して返信があるかは分かりません・・・・ということでした。
結果は・・・・・ホント・・・・・0。
こちらも、えこーだけ特別な扱いをしてもらえるとは考えて
いませんでしたので、予想できたこととはいえ・・・・・・です。

支援機関のほかには民間の支援団体にもお願いをしました。
えこーでひきこもり、不登校家族の会を設立する時にお世話になった
京都の東山にあるシオンの家、大津市内で不登校の親の会をしている
支援団体の2つでした。
こちらからは親の気持ちだけですが返信がありました。
随分書くことをためらったり、重い気持ちでペンを持たれたのだろうと
思います。
子どもの方はもっと重い気持ちで手紙どころでないのだ、と考えると
こうした生きづらさを抱えて文字すらかけない人がたくさんいる。
そうしたことを一人でも多くの市民に発信したい、発信しなければ
いけないという思いがあります。
作業はほとんど役に立ちませんが、発信には全力で取り組みたいと
考えています。
もう一つの事業については後日にアップします。

Posted by いとう茂 at 21:19│Comments(0)
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