2021年04月23日

いつの間にか庭のツツジが咲いています

今日は4月23日、いつの間にか四月も残り10日を
切りました・・・・・時間の経過をこの程度でしか感じられない私ですが、
旧暦で季節を表す言葉として24節気があります。
1か月を二つに分けて、およそ2週間ごとに決められていますが、
これをさらに三つに分けて1か月を六つに分ける72候というのもあります。
昔の人はこれだけ細かいサイクルで季節の移り変わりを楽しんだり、
感じて暮らしに活かしていたのだと思うと、繊細さと当時の時間は
今とは比べ物にならないくらいゆったり流れていたのでしょう。
今月20日は穀雨でした、これで春が終わりゴールデンウィークの
最終日の5日は立夏になります。
立春や立秋、立冬よりも影が薄い感じの立夏ですが、暦の上では
夏はすぐそこまで来ていることになります。

ツツジの花は20輪ほど咲いていました、これからまだまだ咲くのでしょうし、
まだ開花していない木もありました。
花の色によって開花の時期も違うのだと思います。
「一葉落ちて天下の秋を知る」頭に桐の言葉をつけることもありますが、
ツツジの花が1輪咲いていたのも気づかない人間に知る由もありませんが、
3度目のコロナウイルスの緊急事態宣言が東京、京都、大阪、兵庫の
4都府県に発令されることになりました。
天下の秋を知る一葉が落ちたのはどのタイミングだったのでしょう。
落ちているのに宣言解除を求める声に押し切られて2度目は解除を
国に求めたのだとは考えたくありませんが、結果から見ると
舌の根も乾かぬうちに・・・・・そんな気持ちもあります。

自然界の微妙は変化だけでなく、普段接している人たちのほんの
少しの変化、そんなものも見落としがちな自分がいます。
利己主義とは違っても自分のことに追われてゆとりがない時、
何気なく口から出た言葉で相手を傷つけることがありますし、
多くの人がこの両方を経験していると思います。
ただ、傷ついた方が素知らぬふりでその場をやり過ごしてしまえば
口にした方は反省する機会も失うことになります。
人は周囲に支えられてついでに迷惑もかけながら生きている。
この事実はなくならないと思いますが、周囲に報いるのは「感謝」
だと思います。
そこで、「お互い様やんか、気にせんでええよ」そんな心の広い人間に
なれたら・・・・・。

Posted by いとう茂 at 15:28│Comments(0)
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