2021年05月18日

保護司会総会

昨日は大津保護区の保護司会総会でした。
昨年は書面審議でしたが、今年は役員改選の年でもあり
書面では・・・・・という意見があり開催されました。
昨年よりはコロナの感染者数が大幅に増加している中での総会で、
会員の方でも感染リスクがあるので欠席の人もかなりありました。
議案については前年度の事業、決算、役員改選、今年度の事業、予算
それぞれ承認され新しい役員も出そろいました。
コロナの感染もあるので、最初は欠席も考えていたのですが
新役員で副会長で残るのが私だけということで、閉会の挨拶の
役割が回ってきて出席した次第です。

大津保護区の中には4つの地域部会がありそれぞれ定員は25名、
私は中部会の所属で、部会員は24名いますが新しい保護司が多く
就任して5年以内の保護司が10名在籍しています。
新しいと若いは別の意味ですが・・・・・。
保護司の定年は78歳、団塊の世代が定年を迎えるこれからを
見据えて法務省は定年を延長しました。
しかし・・・・担当を持てない役員にはなれない・・・・・何をするの。
中部会でも今年定年を迎える保護司が2名、1名は辞めて
1名は保護司の延長になりました。
これで2名減るところが1名の減ですみます。
国としては保護司の数を減らしたくないだけ、私はそう考えています。

犯罪数も減っていますので保護司が減少しても対応は可能かも
しれません、しかし、犯罪者の中に初犯が占める割合も減少
しており、再犯以上が増えています。
言い換えれば、それだけ対応には知識と経験、そして保護司と
しての意識が重要になってきます。
私にどれだけの知識や経験があるのか、保護司としての自覚が
あるのか・・・・・。
保護観察対象者に寄り添う気持ち、もしかすると保護司として一番
大切な資質は知識や経験よりもこちらかも知れないと考えています。

新しい保護司も知識の蓄積も必要ですが、寄り添う気持ちをどのように
養うか、その前に寄り添う気持ちに気づいてもらえたら・・・・。
そんなことを考えた総会でした。

Posted by いとう茂 at 15:30│Comments(0)
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